アロマセラピストの平均年収
アロマセラピストの平均年収に興味がある方のための基礎知識
アロマセラピストの年収の平均は、270~300万円でした。
平均年収:270万円でした。(求人調べ)
平均給料:16万円~22万円
アロマセラピストの平均年収の範囲はおよそ200~300万円
最大年収:約750万円(開業)
アロマセラピストの業種別年収
アロマセラピストは様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。
アロマトリートメントサロン:280万円
エステティックサロン:260万円
マッサージ店:280万円
ホテル派遣:300万円
解説:アロマセラピストの平均月収は約16〜22万円で年収にすると約200〜300万円が相場ですが、これまで他のエステティックサロンやアロマトリートメントサロンなどで働いていたことがあれば優遇されることもあります。
またアロマテラピーアドバイザーなどの資格があれば給与が高くなる傾向にあり、エステティックサロンやアロマトリートメントサロンによってはアロマセラピスト関連の試験に合格すると給与がアップするシステムを採用しているところもあります。
ただ残念ながらアロマセラピストの平均年収は、他の仕事と比べてもけっして高くはありません。
アロマセラピストの年齢別年収を解説
アロマセラピストの年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が336万円でした。
またアロマセラピストで働き盛りの30代の年収はおよそ249万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。
年齢 | 平均年収 | 給与 |
20~24歳 | 160万円 | 10万円 |
25~29歳 | 199万円 | 12万円 |
30~34歳 | 218万円 | 14万円 |
35~39歳 | 249万円 | 16万円 |
40~44歳 | 280万円 | 18万円 |
45~49歳 | 314万円 | 20万円 |
50~54歳 | 336万円 | 21万円 |
55~59歳 | 333万円 | 21万円 |
60~65歳 | 227万円 | 14万円 |
※
ヨシコ
アロマセラピストの年収層をピラミッドで分析
アロマセラピストはどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。
アロマセラピストの20代の年収層
アロマセラピストの30代の年収層
アロマセラピストの40代の年収層
アロマセラピストの50代の年収層
アロマセラピストの男性と女性の年齢別年収の違い
では次にアロマセラピストは性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。
年齢 | 男性 | 女性 |
20~24歳 | 225万円 | 130万円 |
25~29歳 | 231万円 | 149万円 |
30~34歳 | 165万円 | 118万円 |
35~39歳 | 170万円 | 145万円 |
40~44歳 | 187万円 | 159万円 |
45~49歳 | 223万円 | 192万円 |
50~54歳 | 260万円 | 226万円 |
55~59歳 | 257万円 | 223万円 |
60~65歳 | 149万円 | 127万円 |
ミナミ
アロマセラピストの主任・係長・課長・部長の役職者の年収
では次にアロマセラピストの主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。
役職 | 平均年収 | 平均月額給与 |
主任 | 240万円 | 15万円 |
係長 | 299万円 | 19万円 |
課長 | 395万円 | 25万円 |
部長 | 437万円 | 27万円 |
※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。
アロマセラピストの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移
大企業・中企業・小企業で働くアロマセラピストの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。
企業規模 | 平均年収 | 給与 |
大企業のアロマセラピスト | 325万円 | 20万円 |
中企業のアロマセラピスト | 269万円 | 17万円 |
小企業のアロマセラピスト | 244万円 | 15万円 |
※厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。
アロマセラピストで年収1000万円以上稼ぐには?
最近では女性に人気があるアロマセラピストの仕事ですが、エステティックサロンやアロマトリートメントサロンなどで働いているアロマセラピストの平均年収は約200〜300万円が相場です。
仮にお店の店長や責任者などの管理職になっても年収は400〜500万円が相場なので、勤めていてはアロマセラピストが年収1000万円以上を稼ぐことは残念ながら不可能だと言えます。
しかし独立してフリーランスのアロマセラピストやアロマショップの経営、サロン経営になれば、自分の努力次第では年収1000万円以上稼ぐこともけっして無理ではありません。
ただ独立開業した場合は設備投資の費用や広告費などが掛かり、顧客が安定するまではある程度の出費は覚悟する必要があります。
仕事内容
専門のサロンなどで、全身トリートメント、アロマテラピーなどを含めたリラクゼーションを主体としたマッサージなどを行う専門の施術師です。
資格は民間資格でのみ存在し、この職業に就く人は殆どが女性です。
雇用形態は個人経営のサロンに、正社員、パート、アルバイトとなります。
指名料や歩合給を設定する施設もあります。
医学的根拠はなく、アラビヤやヨーロッパで広く昔から普及している、民間療法の一種です。
セラピストとして働く(ボディトリートメント含む)
アロマ専門ショップで働く
アロマセラピストの講師として働く
自宅の一室でサロン(お店)を開業する
民間療法家としてフリー活動する
アロマセラピストは、精油の利用に関する的確なアドバイスをしたり、その人にあった香油を調合してマッサージやフットバス、湿布などで症状緩和やリラックスを促すのです。
アロマセラピストはどのくらいいるの?
全国で約4,500名ほどが、アロマセラピストと名乗り、その他はインストラクターとして、主にアドバイザーやパート・アルバイト、補助として従事しており、その数は約1万5,000人ほどです。
ほとんどの施設が東京や大阪、名古屋などの首都圏に集中しています。
平均年収が高い仕事内容
民間資格であるアロマテラピストは、AEAJ公益社団法人 日本アロマ環境協会などの資格のほか、ヨーロッパなどで研修を受けて、更にエステシャンの資格を持つ事が年収をあげる手段となります。
いきなりアロマテラピストとしては、就業は難しいでしょう。
女性で相当に若いころ、高卒くらいで美容系サロン勤務から、働きながら資格所有を目指す方がよく、とにかく名のある都会のサロンで正社員で働くことです。
その際には、アドバイザーの検定には合格しておく必要があるでしょう。
20代後半から、各種民間資格を得て、職場で実践を重ねておくことが極めて重要です。
検定や資格は、就職条件にはなりません。
アロマセラピストの知識は、ある程度医学知識も必要になりますから、既に開業しているアロマテラピストの下で働くのが、将来にわたり給与を上げるコツでしょうね。
働く中で必要な検定に合格し、条件のあるサロンに社員として転職してキャリアアップするのが、国内では有効な事といえます。
また独立し有名になれば顧客も増えてそれなりに平均年収もUPする可能性がある。
アロマセラピストの生涯推定年収は?
アロマテラピー専門施設が限りなく少なく、美容サロンなどで専門スタッフと従事しているのが大半です。
エステシャンの年収が、上限400万円ぜんごですから、それより100万程は少ない年収が普通のようです。
20歳から働き始め、10年間でおよそ2,400万円、40歳前後で退職も多いので、約20年として考えると、5,500万円~6,000万円辺りが生涯年収として計算できるでしょう。
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雇用状況
派遣やアルバイトでアロマセラピーサロンやお店で働く。
その後講師になったり独立したりすることがおおい。
利点
関連する技術(整体、ネイル、エステ)を複数所持して自分だけの切り口を作って独立開業する人もおり、努力次第で年収アップは可能です。
アロマセラピストになるには?
基本は、AEAJ公益社団法人 日本アロマ環境協会で精油やアロマクラフトについてなどの知識を得る、アロマテラピーアドバイザーになることで、その1級に合格することです。
検定はまず2級からで、費用は2級・1級とも6,480円です。
試験形式はマークシートで、協会発行のテキストを入手し、熟読、市販問題集を2冊程度繰り返し独学で学び、自費で精油を幾つか購入し、香りを覚える必要があります。
コストを気にするのなら、1級を目指してよく勉強すれば、問題はそれほど難しくありません。
次に、AEAJ主催のアロマセラピスト標準カリキュラムを受講し、必須履修科目を管理学習時間に到達することで、受験資格の履修証明書が協会から発行されます。
次に毎年1回開催される、アロマテラピスト学科試験に合格し、カルテ演習を終了。
資格登録認定料を協会に支払って、アロマテラピストの認定となります。
【資格・難易度】
アロマテラピスト・アドバイザーの合格率は、独学でも80%以上90%ぐらいはあるそうです。
その場合の勉強時間は早くて1ヶ月、3ヶ月位あれば余裕で合格するようです。
その後カリキュラム受講がありますから、結果として最終試験である認定試験合格率も9割近い数字になっています。
むしろ費用がそれなりにかかりますので、そちらの方の捻出の方が大変かもしれません。
比較すると、AEAJの認定校、教室のほうが安いようです。
それでも受講料平均は、20万円以上です。
平均年収.jp編集部
外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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