cisspエンジニアの年収や給料について詳しく解説します!
cisspエンジニア(SE)の年収に興味がある方のための基礎知識
cisspエンジニアの年収とお給料について解説!
cisspエンジニアの年収の平均は、650万円でした。(口コミ調べ)
平均年収推移は630万円~1500万円となっています。
CISSとはCertified・Information・Systems・Security・Professionalの略称で、International・Information・Systems・Security・Certification・Consortiumが認定を行っている国際的に認められた情報セキュリティ・プロフェッショナル認証資格のことです。
アメリカのGlobal・Knowledge・Training社がITエンジニア50万人を対象に2017年に行ったアンケート調査で、100以上の回答が得られた上位年収4位にCISSもランクインしていて平均年収は12万1729ドル(約1387万円)でした。
また日本国内のセキュリティエンジニアの平均年収は30歳前後で約600万円前後ですが、CISS認証資格者の年収はこの平均年収よりも少し高めのようです。
外資企業のセキュリティエンジニアの年収は600万円から800万円ですが、なかには年収1000万円以上のCISS認証資格者もいるようです。
お給料(月収):約40万円
最大年収:1000万円以上
cisspエンジニアの職種別平均年収
【職種】
海外cissp :1280万円~1450万円
国内cissp :600万円~1000万円
ITエンジニアの資格と年収との相関関係を毎年アンケート調査しているアメリカのGlobal・Knowledge・Training社が2017年3月7日に発表した2017年版「稼げる認定資格Top15」によるとランキング1位はCRISCで、CRISCはリスクマネジメントに関する国際的に認知されている資格で平均年収は13万1298ドル(約1838万円)でした。
cissp も4位にランクインしていて平均年収は12万1729ドル(約1387万円)で、上位5位にランクインしたうちの3つがセキュリティ関連の資格でした。
また日本国内のcisspの年収の平均は650万円でしたが、外資企業に勤務するcisspの年収は700万円~1000万円以上と、なかには年収1000万円以上のcissp認証資格者もいるようです。
cisspエンジニアの男性女性別での平均年収
cisspエンジニアの年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。
性別 | 平均年収 | 給与 |
男性の平均年収 | 754万円 | 47万円 |
女性の平均年収 | 540万円 | 34万円 |
cisspエンジニアの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移
各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が780万円となりました。
またcisspエンジニアで働き盛りの30代の年収はおよそ578.5万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。
年齢 | 年収 | 月額給与 |
20~24歳 | 371万円 | 23万円 |
25~29歳 | 412万円~462万円 | 29万円 |
30~34歳 | 407万円~507万円 | 32万円 |
35~39歳 | 475万円~579万円 | 36万円 |
40~44歳 | 529万円~650万円 | 41万円 |
45~49歳 | 606万円~728万円 | 46万円 |
50~54歳 | 670万円~780万円 | 49万円 |
55~59歳 | 664万円~774万円 | 48万円 |
60~65歳 | 427万円~774万円 | 33万円 |
※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。
cisspエンジニアの30代・40代・50代の年代別年収
cisspエンジニアの年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約507万円~(推定)
40代で650万円~(推定)
50代で780万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約273万円以上となっています。
※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。
cisspエンジニアの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収
年収は地域により変動します。cisspエンジニアの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。
都道府県 | 平均年収 |
北海道 | 585万円 |
青森 | 520万円 |
岩手 | 585万円 |
宮城 | 650万円 |
秋田 | 520万円 |
山形 | 585万円 |
福島 | 585万円 |
茨城 | 650万円 |
栃木 | 650万円 |
群馬 | 650万円 |
埼玉 | 585万円 |
千葉 | 650万円 |
東京 | 910万円 |
神奈川 | 715万円 |
新潟 | 585万円 |
富山 | 585万円 |
石川 | 650万円 |
福井 | 650万円 |
山梨 | 585万円 |
長野 | 650万円 |
岐阜 | 585万円 |
静岡 | 650万円 |
愛知 | 715万円 |
三重 | 650万円 |
滋賀 | 650万円 |
京都 | 650万円 |
大阪 | 780万円 |
兵庫 | 650万円 |
奈良 | 650万円 |
和歌山 | 585万円 |
鳥取 | 585万円 |
島根 | 585万円 |
岡山 | 650万円 |
広島 | 650万円 |
山口 | 650万円 |
徳島 | 650万円 |
香川 | 585万円 |
愛媛 | 585万円 |
高知 | 585万円 |
福岡 | 650万円 |
佐賀 | 520万円 |
長崎 | 585万円 |
熊本 | 585万円 |
大分 | 585万円 |
宮崎 | 520万円 |
鹿児島 | 585万円 |
沖縄 | 520万円 |
比較してみると、一番年収が高い東京都のcisspエンジニアの年収が、およそ910万円。
一番低い沖縄県の年収が520万円 となり0万円の年収差ができています。
cisspエンジニアの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移
大企業・中企業・小企業で働くcisspエンジニアの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。
規模 | 年収 |
大企業のcisspエンジニア | 754万円 |
中企業のcisspエンジニア | 624万円 |
小企業のcisspエンジニア | 566万円 |
※厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。
cisspエンジニアの主任・係長・課長・部長の役職者年収
年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。
役職 | 平均年収 |
主任 | 558万円 |
係長 | 694万円 |
課長 | 917万円 |
部長 | 1,014万円 |
※平均年収jp独自に取得しているデータとcisspエンジニアの平均年収と掛け合わせて算出しました。
cisspエンジニアの推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!
上記の平均から算出してみたところ推定27,950万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は10,105万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。
cisspエンジニアで高年収(年収1000万円以上)を稼ぐには?
cissp 認証資格者はアメリカでは平均年収は12万1729ドル(約1387万円)と、稼げるIT認定資格として認知されているようです。
ただ日本のcissp 認証資格者の平均年収は約650万円と、アメリカのcissp 認証資格者と比べるとおよそ半分の年収しかありません。
日本国内にある外資企業で働くcissp 認証資格者の年収は日本企業で働くcissp 認証資格者の年収よりも高く、なかには年収1000万円以上のcissp 認証資格者も少なくないようです。
ただ外資系のIT企業で働く場合は上司が英語しか喋れないことも多く、また社内のコミュニケーションも英語の企業がほとんどです。
外資系のIT企業は高年収のところが多く日本の企業と比べると社風も自由ですが、もし会社が求めるような成果や結果を残せない場合は朝から出社しその場で上司から解雇を宣告されることもあるようです。
cisspエンジニア仕事内容
cissp はCertified・Information・Systems・Security・Professionalの略称で、国際的に認定されている情報セキュリティ・プロフェッショナル認証資格のことで、cissp 認証資格者の仕事内容は多岐に渡っています。
例えばパソコンやスマートフォンやタブレットなどさまざまなIT機器がインターネットにつながることで便利になった反面で、企業の顧客情報が外部に漏えいするなどの問題も起きています。
個人情報が外部に流出すればクレジットカードや、個人の資産情報が第三者に渡り大変なことになります。
そのためcissp 認証資格者は外部からの侵入を防ぐセキュリティのシステム設計を行ったり、ISMS取得やプライバシーマークの取得を目指す企業のサポートを行ったりします。
さらに設計を行ったセキュリティシステムの実装とテストを繰り返し行い、セキュリティ上に問題がないかを探していくのもcissp 認証資格者の大事な仕事です。
cisspエンジニアが所属している企業・職場学校法人など
cissp 認証資格者が活躍する場はさまざまですが例えば東京都に本社を置くソフトウェア開発会社「サイボウズ」もその一つで、サイボウズは1997年に愛媛県松山市で創業しグループウェア「サイボウズOffice」シリーズなどで知られるIT企業でセキュリティエンジニアを募集しています。
また設立が2007年で官公庁や企業が主なクライアントの情報通信企業「ラック」でも、新卒のセキュリティエンジニアを募集していてcissp の取得をサポートしています。
cisspエンジニアになるには?
CISSP認定試験を受けるにはCISSP・CBK8ドメインのうち2つかそれ以上のドメインで5年以上のプロフェッショナルとしての業務経験があることが受験資格ですが、最低5年間のプロフェッショナルとしての経験が無い方でもCISSP認定試験に合格した後にISC2準会員として登録され、経験月数が60ヶ月を超えて自分で申請を行いCISSP認定登録手続きが完了すると正式にCISSP認定保持者として認定されます。
また大卒者かISCが認める資格の取得者は1年分の経験が免除され、後はISCの倫理規約(Code of Ethics)こ合意し犯罪に関連した履歴に関する4つの質問事項に正しく答えることで受験資格を満たします。
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