50代の年収分布給料分布を徹底解説
50代の年収分布給料分布の特徴を解説します
50代前半(50~54歳)の年収分布給料分布
50代前半の給料年収分布図は下記になっておりました。
~9.9万円 | 0.00% |
---|---|
10万円~12万円 | 0.10% |
12万円~13.9万円 | 0.50% |
14万円~15.9万円 | 1.30% |
16万円~17.9万円 | 2.20% |
18万円~19.9万円 | 2.70% |
20万円~21.9万円 | 3.30% |
22万円~23.9万円 | 3.80% |
24万円~25.9万円 | 4.10% |
26万円~27.9万円 | 4.50% |
28万円~29.9万円 | 4.60% |
30万円~31.9万円 | 4.90% |
32万円~33.9万円 | 4.90% |
34万円~35.9万円 | 5.00% |
36万円~39.9万円 | 9.60% |
40万円~44.9万円 | 11.50% |
45万円~49.9万円 | 9.30% |
50万円~59.9万円 | 12.80% |
60万円~69.9万円 | 7.30% |
70万円~79.9万円 | 3.80% |
80万円~89.9万円 | 1.60% |
90万円~99.9万円 | 0.90% |
100万円~ | 0.70% |
50代後半(55~59歳)の年収分布給料分布
50代後半の給料年収分布図は下記になっておりました。
給料 | 割合 |
---|---|
~9.9万円 | 0.00% |
10万円~12万円 | 0.10% |
12万円~13.9万円 | 0.70% |
14万円~15.9万円 | 2.00% |
16万円~17.9万円 | 2.80% |
18万円~19.9万円 | 3.40% |
20万円~21.9万円 | 4.10% |
22万円~23.9万円 | 4.40% |
24万円~25.9万円 | 4.70% |
26万円~27.9万円 | 4.70% |
28万円~29.9万円 | 4.70% |
30万円~31.9万円 | 5.10% |
32万円~33.9万円 | 4.70% |
34万円~35.9万円 | 4.80% |
36万円~39.9万円 | 8.90% |
40万円~44.9万円 | 10.50% |
45万円~49.9万円 | 8.80% |
50万円~59.9万円 | 11.60% |
60万円~69.9万円 | 6.70% |
70万円~79.9万円 | 3.70% |
80万円~89.9万円 | 1.40% |
90万円~99.9万円 | 0.90% |
100万円~ | 0.70% |
50代前半の給料年収の特徴
50代前半と言えば何らかの役職に就いている年齢で、会社のプロジェクトに関わるなど責任ある仕事を行うことも多くなってきます。
しかしその一方で50代前半になっても部長職以上の役職に就けない場合は、会社から与えられる仕事もあまり期待されていないものばかりです。
そのため会社の業績が悪化すると、この世代は真っ先にリストラされる可能性も出てきます
。これは日本の企業が年功序列の雇用制度を採用しているからで、50代前半の給料や年収は会社への貢献度から判断すると一般的に高いからです。
さて50代前半の給料や年収の特徴ですが上記の表で見ると、50代前半の給料で最も多いのは50万円~59.9万円の12.8%です。
月給が50万円であれば仮にボーナスが年間に4か月分あれば年収が800万円で、月給が約60万円でボーナスが年間に4か月分あれば年収が960万円です。
サラリーマンの平均年収が約420万円なので日本の企業で、これだけの給料や年収を貰うには50代前半にならないと難しいようです。
次に50代前半の給料で多いのが40万円~44.9万円なので、50代前半の給料で最も多い給料との格差が10万円もあることが分かります。
これは年功序列で給料を貰っている50代前半の社員と、会社の重要なプロジェクトに関わっている部長クラスの社員との格差と考えていいでしょう。
また50代前半の給料が36万円~39.9万円と、45万円~49.9万円の割合もそれぞれ9.6%と9.3%なのでほぼ同じです。
これもこの世代ならではの特徴で50代前半になれば仕事ができれば給料や年収も高く、もしそうでなければ会社からの評価も低くそれが給料や年収に反映されています。
50代後半の給料年収の特徴
50代後半になると定年退職を控えて役員でなければ、部長職であっても役職を解かれるのが普通です。
そのためなかには自分の部下が上司になることもあり、給料や年収の面でもダウンすることも珍しくありません。
最近では定年退職も60歳から65歳に延長され、それに伴って年金の支給も次第に遅くなっています。
昔であれば50代後半であれば定年退職を迎えて悠悠自適な老後が待っていましたが、高齢化社会の日本では事情が大きく変わり50代後半でもまだ少なくともあと10年は働かなければいけないようです。
さて50代後半の給料や年収の特徴ですが上記の表で見ると、50代後半の給料で最も多いのは50万円~59.9万円の11.6%です。
50代前半の給料で最も多かったのが50万円~59.9万円の12.8%なので、50代後半でもその傾向はあまり変わらないことが分かります。次に50代後半の給料で多いのが40万円~44.9万円の10.5%なので、これも50代前半と同じような傾向であることが分かります。
50代後半の給料で次に多かったのが36万円~39.9万円の8.9%と45万円~49.9万円の8.8%なので、これも50代前半と同じような傾向で50代の給料や年収は20代や30代や40代のように、年功序列もなければ大きな変化もないことが伺えます。
また50代前半だと会社から真っ先にリストラされる可能性もありますが、50代後半だと定年退職を控えているのでよほど会社の業績が悪化しなければそのまま会社で働けそうです。
ただ60歳になれば会社と再雇用契約を交わし給料や年収がダウンするのが普通なので、50代後半だと会社でそのまま働くのか今後どうするのかの判断に迫られます。
50代で月収50万円以上稼いでる人達ってどんなことをやってるの?
50代だと月収50万円以上を稼いでる人の割合も多く特に上場企業で社員の平均年収が、800万円を超えている企業であれば50代で月収50万円以上は稼いでるようです。
ただ上場企業の社員であっても社員の平均年収が500万円前後の会社だと、少し微妙で50代でも部長職でないと難しいかもしれません。そのため上場企業のような大手企業でない中小企業の50代の社員だと、月収50万円以上を稼ぐのは一般的には難しいと考えられます。
ただこれはあくまでサラリーマンの場合であって、50代でも月収50万円以上を稼いでる人達はたくさんいます。例えば医師であれば50代の勤務医であっても平均年収が、800万円以上なので月収50万円以上は稼いでいる計算になります。
まして開業している医師であれば50代で月収50万円以上を稼いでいるのが普通で、年収が1000万円を超えている開業医も少なくありません。
開業している弁護士や公認会計士も医師と同様に、月収50万円以上を稼いでいる人も少なくないようです。
他にも月収50万円以上を稼いでいる職業はたくさんありますが、プロのスポーツ選手の場合は選手寿命が短いので50代だと引退している可能性があります。
ただ将棋や囲碁の棋士だと50代だとむしろ円熟する年齢で、月収50万円どころかそれ以上に稼いでいる棋士もたくさんいます。
また会社経営であれば年齢に関係ないので、50代でも月収50万円以上を稼いでる人達はたくさんいます。
特に今の時代は50代だとまだまだ若い世代なので、身体が健康であれば頑張り次第でいくらでも稼げます。
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