20代の年収分布給料分布を徹底解説
20代の年収分布給料分布の特徴を解説します
20代前半(20~24歳)の年収分布給料分布
20代前半の給料年収分布図は下記になっておりました。
給料 | 割合 |
---|---|
~9.9万円 | 0.10% |
10万円~12万円 | 0.30% |
12万円~13.9万円 | 2.20% |
14万円~15.9万円 | 5.50% |
16万円~17.9万円 | 13.70% |
18万円~19.9万円 | 20.90% |
20万円~21.9万円 | 23.90% |
22万円~23.9万円 | 16.20% |
24万円~25.9万円 | 8.40% |
26万円~27.9万円 | 4.00% |
28万円~29.9万円 | 2.10% |
30万円~31.9万円 | 1.20% |
32万円~33.9万円 | 0.50% |
34万円~35.9万円 | 0.30% |
36万円~39.9万円 | 0.40% |
40万円~44.9万円 | 0.20% |
45万円~49.9万円 | 0.00% |
50万円~59.9万円 | 0.10% |
60万円~69.9万円 | 0.00% |
70万円~79.9万円 | 0.00% |
80万円~89.9万円 | 0.00% |
90万円~99.9万円 | 0.00% |
100万円~ | 0.00% |
90万円~99.9万円 | 0.00% |
100万円~ | 0.00% |
20代後半(25~29歳)の年収分布給料分布
20代後半の給料年収分布図は下記になっておりました。
給料 | 割合 |
---|---|
~9.9万円 | 0.00% |
10万円~12万円 | 0.20% |
12万円~13.9万円 | 1.20% |
14万円~15.9万円 | 2.70% |
16万円~17.9万円 | 4.90% |
18万円~19.9万円 | 9.50% |
20万円~21.9万円 | 15.30% |
22万円~23.9万円 | 18.20% |
24万円~25.9万円 | 15.80% |
26万円~27.9万円 | 11.20% |
28万円~29.9万円 | 7.40% |
30万円~31.9万円 | 4.70% |
32万円~33.9万円 | 3.00% |
34万円~35.9万円 | 1.70% |
36万円~39.9万円 | 2.00% |
40万円~44.9万円 | 1.20% |
45万円~49.9万円 | 0.40% |
50万円~59.9万円 | 0.30% |
60万円~69.9万円 | 0.20% |
70万円~79.9万円 | 0.00% |
80万円~89.9万円 | 0.00% |
90万円~99.9万円 | 0.00% |
100万円~ | 0.00% |
20代前半の給料年収の特徴
20代前半と言えば大卒であれば入社して3年以内で高卒であれば入社して7年目以内で、まだこの時期であれば業種た職種にもよりますが高卒の給料の方が大卒の給料を上回っていることの方が多いようです。
また給料の面だけでなく仕事の面でも大卒で3年以内であれば、会社もまだまだ即戦力とは考えていない時期である意味で先行投資の側面もあります。
上記の表でも分かるように20代前半の給料で最も多いのは20万円 ~21.9万円の23.9%で、次に多いのが18万円~19.9万円の20.9%なのも高卒や大卒の初任給を考えると妥当な金額だと言えます。
次に多い22万円~23.9万円の16.2%も上場企業で、大卒の初任給が高い会社で20代前半あればこの金額も納得できます。
そのため24万円以上の給料を貰っている割合が金額が高くなるにつれて、段々と少なくなっていくのも当然なことだと考えられます。
ただ少し意外なことは50万円~59.9万円の給料を貰っている割合だけが、その前後の給料を貰っている割合が0.0%なのに0.1%だであることです。
月給が50万円であれば仮にボーナスが年間に4か月分あれば、年収が800万円の高給になります。
仮にボーナスがなくても月給が50万円であれば年収が600万円なので、上場企業であっても20代前半で年収600万円も貰える企業は限られています。
そう考えると20代前半で年収600万円を稼いでいるとすれば、ネットビジネスを始め起業した若者かもしれません。たださすがに20代前半では50万円を超える、収入を稼いでいる若者はいないようです。
20代後半の給料年収の特徴
20代後半と言えば大卒でも仕事も覚え会社も即戦力として期待し、私生活でも結婚して家庭を持っていても別に不思議な年齢ではありません。
20代前半の給料で最も多いのは20万円 ~21.9万円の23.9%ですが、20代後半で最も多かった給料は22万円~23.9万円の18.2%なので妥当かもしれません。
日本の企業であれば給料が2万円ほど増えるには、平均2~3年間ほど掛かるのでこの数字は納得がいくものです。興味深いのは20代後半で最も多かった給料22万円~23.9万円の前後の、20万円~21.9万円と24万円~25.9万円の給料を貰っている割合が、それぞれ、15.3%と15.8%と共に似通った数字であることです。
つまり20代後半から最も多かった給料22万円~23.9万円を境に、20代後半ですでに賃金の格差が始まっていることが分かります。
そのため20代前半では26万円~27.9万円の給料を貰っている割合はわずか4.0%でしたが20代後半では11.2%に増え、20代前半で28万円~29.9万円の給料を貰っている割合も2.1%しかいなかったのが20代後半では7.4%と大きく伸びています。
日本の企業はまだまだ年功序列の賃金のところが多いのが現実ですが、20代後半から段々と賃金の格差が出始めるようです。企業にもよりますが早ければ20代後半で主任や係長などの役職にも就くこともあるので、給料だけでなく同期入社でもく仕事の面でも差が付き始めるようです。
20代で月収50万円以上稼いでる人達ってどんなことをやってるの?
20代前半で月収50万円以上を稼いでる人の割合は0.1%で、20代後半でも月収50万円以上稼いでる人の割合は0.5%と少数派です。
月給が50万円であれば仮に企業で働いていればボーナスが、年間に4か月分あれば年収が800万円の高給になります。
ボーナスがなくても月給が50万円であれば年収が600万円で、社員の30歳の時点での平均年収が700万円を超えていないと無理です。
それも20代後半の場合で20代前半で月収50万円以上を稼ぐには自分で起業するか、インセンティブが高額な営業職でないと難しいと考えられます。
ただサラリーマンでなければ20代前半でも、月収50万円以上を稼ぐことができる職業はいくつか考えられます。
例えばタレントなどの芸能人であれば20代前半でも、人気があれば十分に月収50万円以上を稼ぐことができます。
タレントや芸能人でなくても競艇や競馬や野球やゴルフなどのプロ選手であれば、月収50万円以上を稼ぐことはさほど難しいことではなさそうです。
また最近では20代でパソコンやインターネットの普及で、会社を辞めて自分で起業する若者も増えています。
ネットビジネスであれば資金が少なくて始めることができ、最初は大変かもしれませんが収入が安定すれば20代でも月収50万円以上を稼ぐことはできます。
それとダブルワークと呼ばれる本業の他に副業を始める若者も増えていて、なかには本業の収入よりも副業の収入の方が上回っていることも珍しくないようです。
20代で月収50万円を以上を稼いでる割合は現時点ではまだまだそれほど多くありませんが、今後は自分で起業したり副業を始め20代で月収50万円を以上を稼ぐ若者も増えていくと考えられます。
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