年収600万円の平均貯金額と1000万円の貯金額の道のり

年収600万円は厚生労働省『平成29年賃金構造統計調査の概要』で調べると、あらゆる世代の平均年収を上回る年収です。
また年収600万円なら1年で1000万円の約半分の金額を手にすることができるため、1000万円を貯金することは難しいことではありません。
しかし現実には年収600万円でも、子供が多いなど事情があれば1000万円貯金できない、という家庭は少なくありません。

そこで本記事では、年収600万円で貯金1000万円貯金できる人と、貯金できない人の違いを徹底してまとめていきます。

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年収600万円のリアルな平均貯金額

厚生労働省『平成29年賃金構造統計調査の概要』によると、平均年収が600万円を超えるのは50~59歳の大卒者。
世代別の貯金額を調査した厚生労働省『平成28年国民生活基礎調査の概況』の調べによると50代のリアルな平均貯金額は、1世帯あたり約1049万円。
借入金額は581.6万円となり、40代の862.1万円よりも低い金額となっています。
この年齢による借入金額が違う理由は、個人によって事情は異なりますが、住宅ローンの返済がある程度終わってきていることや子供が成長して養育費が不要になること、などが関係しています。
50代の平均貯金額が1000万円を越えていることからも、年収600万円で1000万円の貯金をつくることは難しくないといえるでしょう。

年収600万円あれば1000万円の貯金が簡単な理由

厚生労働省『平成28年国民生活基礎調査の概況』の調べによると平均年収が500万円である大卒以上50代のリアルな平均貯金額は、1世帯あたり約1049万円です。
年収500万円の50代が平均的に、1000万円以上の貯金があることを考えれば、600万円で1000万円の貯金を目指すことは難しいことではありません。
しかし、年収600万円から1000万円の貯金を目指すなら知っておかなければいけないことがあります。それは年収イコール手取りの収入ではない、ということです。
年収600万円あれば、所得税などの税金と健康保険料の支払いが給与から天引きされるため、実際に手元にくる金額は500万円以下です。400万円代後半の金額が手元にくることになります。
年収600万円から1000万円を目指すなら、このような税金と保険料の計算は欠かせません。
このような税金と保険料で差し引かれる部分もありますが、独身なら年収600万円で毎年100万円以上貯金することは充分に可能な話です。
意識的に生活コストをカットしていくだけで1000万円の貯金は達成できるといえるでしょう。

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【年収600万円】貯金できない人の特徴

年収600万円あれば、1000万円の貯金は難しくないことは前述の通りですが、年収600万円あっても貯金できない人は少なくありません。

貯金できない人にはどんな特徴があるのでしょうか。いくつかの理由があるので、一つずつ見ていきましょう。

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浪費癖がある

年収600万円あったとしても、浪費壁があれば1000万円の貯金を目指すことは難しくなります。
なぜなら浪費壁がある場合、毎月の給与を使いきってしまうような、そもそも貯金が貯まらない生活習慣となっていることが少なくないからです。流行に流されてしまう人も浪費の傾向があります。

生活水準を上げ過ぎている

年収600万円から貯金1000万円を目指すなら、支出を減らすことが欠かせませんが、生活水準を上げてしまうとそれが難しくなります。
例えば年収300万円の時に、家賃が6万円のアパートに住んでいたとしましょう。それが年収600万円になって、家賃12万円のマンションに住みはじめたら、いかがでしょうか。

それだけで年間に発生する家賃は70万円以上高くなってしまいます。このように年収に合わせて生活水準を上げてしまうと、それだけで貯金は貯まらなくなってしまいます。

外食が多い

貯金できない人の特徴としては、自炊せずに外食が多いこともあります。
外食が多くなれば、単純に出費が増えるだけでなく、生活習慣病や糖尿病リスクも高まります。
医療費が増えるリスクもできるため、それだけ貯金が難しくなるのです。

車にお金をかけすぎている

貯金できない人の特徴としては、車にお金をかけすぎている、ということもあります。
田舎では生活必需品の車ですが、車はこだわりを持つとどこまでもお金をかけることができるものでもあります。
貯金1000万円を目指すなら、軽自動車を選ぶなどコストを下げるは検討すべきだといえるでしょう。

さみしがり

貯金できない人の特徴としては極端なさみしがり屋、ということもあります。
一人でいることがさみしいと感じていると、常に誰かと一緒にいることを求めるようになってしまいます。
そうなると、交際費や誕生日プレゼント、結婚式など支出の機会が増えすぎてしまい、貯金が難しくなってしまうのです。

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【年収600万円】貯金できる人の特徴

では次は、年収600万円で1000万円の貯金ができる人の特徴について見ていきましょう。

・収入を上げる努力を常にしている
・寄付や募金をしている
・贅沢をしない
・お金を使わない遊びを知っている
・ライフプランをしっかりと持っている
・流行には流されない

貯金ができる人には、このような特徴があります。
年収を上げる努力は、貯金をするためには欠かせないことです。この努力を習慣として身につけていることは、貯金をするためには、何よりもの強みだといえるでしょう。
またお金を使わない、となると引きこもるような印象を持つかもしれませんが、お金を使わない遊びは世の中にいくらでもあります。
そういった遊び方、楽しみ方を知っていることも年収600万円から1000万円の貯金を目指すなら、大切なことでもあります。

年収600万円から1000万円貯金できない人と貯金できる人の違い

年収600万円から1000万円貯金できない人と、貯金できる人の特徴はここまで述べてきた通りです。

では次に貯金できない人とできる人にはどんな違いがあるのか。具体的な違いについて見ていきましょう。

お金を使う場面が違う

貯金できない人は生活費や交際費により多くのお金を使います。貯金ができる人は寄付や家族など、より身近なところ、自分のためよりも人のためにより多くのお金を使う、という違いがあります。

流行に対する態度が違う

貯金できない人は流行に敏感です。メディアは流行を生み、消費を促進することを狙いとしているので、流行にのることは出費を増やすことになります。
貯金ができる人は流行ではなく、自分が本当に欲しい物のためにお金を使います。

暮らし方が違う

貯金できない人は贅沢を求めます。年収600万円は平均よりも高い年収です。それなりのマンションに住み、外食をする日常を過ごすこともできるため、そういった暮らしをしています。
その一方で貯金できる人は、年収600万円あったとしても、生活水準をその年収まで引き上げず質素に暮らす楽しさを理解しています。

ライフプランへの向き合い方が違う

貯金できない人は刹那的にお金を使う人が多いため、ライフプランを持っていないことが珍しくありません。
その逆に、貯金ができる人はライフプランを作り人生をしっかりと設計しています。
もちろん人生としてどちらが良い、ということではありませんが貯金だけにフォーカスして考えるなら、ライフプランは必要だといえるでしょう。

貯金できない人は貯金できる人の暮らしや考え方を参考にしよう

ここまで紹介してきたように、貯金できない人と貯金できる人の違いは大きく対称的でもあります。これらの違いにどちらがいい、悪いということはありません。
しかし、年収600万円から1000万円の貯金を目指すなら、貯金できる人の暮らしや考え方には学ぶべきことがいくつもあります。

年収600万円あるけれど貯金できない、または今の暮らしでは1000万円の貯金が見えない、という場合は貯金できる人の考え方や暮らしを参考にしてみてはいかがでしょうか。

年収別平均貯金額基礎知識

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