年収400万円の平均貯金額と1000万円の貯金額の道のり
独身で年収400万円といえば現代の40代の会社員の平均的な年収でもありますが、何も考えずに生活して貯金できるほど高い年収ではありません。
独身で貯金を1000万円まで貯めることを目指すなら、日常生活での工夫と計画性が欠かせません。
実際に年収400万円で生活していて、なかなか貯金が貯まらない、という独身の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、独身で年収400万円の人の平均貯金額と貯金1000万円を貯めるまでの道のりについて紹介していきます。
年収400万円のリアルな平均貯金額
独身で年収400万円といえば現代の40代の会社員の平均的な年収でもありますが、何も考えずに生活して貯金できるほど高い年収ではありません。
独身で貯金を1000万円まで貯めることを目指すなら、日常生活での工夫と計画性が欠かせません。
実際に年収400万円で生活していて、なかなか貯金が貯まらない、という独身の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、独身で年収400万円の人の平均貯金額と貯金1000万円を貯めるまでの道のりについて紹介していきます。
年収400万円の既婚と独身の家計の違い
年収400万円世帯では、貯金を上回る借入が平均としてあるのは、前述の通りです。しかしそれが全ての年収400万円世帯の平均であるわけではありません。
前述の資料によれば、全世帯で借入があるのは29.3%。
全体の約3割は借入があることになりますが、独身世帯は除外される可能性が高いといえるでしょう。その理由は、前述の通り借入の理由にあります。独身世帯であれば、基本的には大きな住宅の購入や子供の学費の支払いは必要ありません。
ギャンブルでの失敗や身の丈に合わない買い物をした、または事業に失敗したなどの特殊な事情がない限り、独身世帯であれば借入はそこまで大きな金額にはなることはありません。
また基本的に独身であれば、日常生活にかかる費用は、既婚者よりも少なくなります。
例えば賃貸住宅でも、子供が二人いれば、それなりの部屋数の住居を借りる必要がありますが、独身ならワンルームで何の問題もありません。
また水道、電気、ガス、食費など、独身であればその全ての費用をファミリー世帯よりも安く抑えることができます。独身なら貯金のために欠かせないコストカットに取組みやすいのです。
【年収400万円】既婚よりも独身の方が貯金はしやすい
年収400万円の独身世帯なら、日常生活にかかる費用を抑えることができるだけでなく、副業も取組みやすくなります。
その理由の一つは、家族サービスなど、既婚者が家族に費やす時間も独身なら副業にあてることができるからです。
既婚者の場合、副業やダブルワークにチャレンジするためには、家族の協力や理解が欠かせません。
しかし二組に一組のカップルが離婚している昨今では、その協力や理解を得るのは簡単なことではありません。
また理解をしてもらったとしても、良好な関係を築くための家族サービスが必要となり、疲弊してしまうリスクがあります。
しかし独身であればそういった精神的なリスクを負うことなく、合理的に計画して、年収400万円から1000万円の貯金を作る計画を考えることができます。
貯金1000万円まで貯める道のり
年収400万円から1000万円の貯金を目指すなら計画的な道のりを考えることが欠かせません。
毎月どのくらいの貯金をすることで1000万円になるのか計算してみると
毎月3万円貯金の場合は30年
毎月4万円貯金の場合は20年
毎月5万円貯金の場合は16年
毎月6万円貯金の場合は13年
毎月7万円貯金の場合は11年
毎月10万円貯金の場合は8年
上位のような計算になります。毎月10万円貯金しても8年かかる計算となると相当大変なことがわかります。
ここからは、年収400万円の独身で貯金1000万円を目指す際の具体的な行動のステップを紹介していきます。
【1】生活コストをカットする
不動産、携帯代、固定回線費用、電気代、水道代、ガス代、これらの毎月発生する固定費のカットを実践しましょう。年収400万円から1000万円の貯金を貯める為には、このステップが欠かせません。
【2】交際費など流動費をカットする
年収400万円で1000万円の貯金を目指すなら、次は交際費や物品の購入など流動的に発生する費用のカットを実践していきましょう。
普段から飲む習慣がある場合は、飲みに行く回数を減らす、または自宅での晩酌の回数を減らすだけでもコストカットを実現することができます。
【3】副業で収入を増やす
コストカットができたら、次に取り組むのは収入を増やすことです。
年収400万円から1000万円の貯金をするためには、支出を減らすだけでなく、収入を増やすことも欠かせません。
現在働いている会社で年収を上げる努力することも大切ですが、その他に副業で収入を増やすことも考えていきましょう。
副業の種類は土日を使ったサービス業などのアルバイトだけではありません。ネットを使えばフリーマーケットアプリやアフィリエイトでも収入を増やすことができます。
デザインなどスキルがあれば、そのスキルを使った副業も可能です。
【4】投資で貯金を増やす
現在の日本の銀行の利子は0に等しいものであり、投資としては機能していません。
もちろん投資で貯金を増やすことは簡単ではありませんが、しっかりと学び長期的な運用を前提とすれば、上手くいく可能性を高めることができます。
実際に年収400万円程度でも、投資で成功してその何倍もの収入を手にしている人もいます。
ただ年収400万円で1000万円の貯金を目標とするなら、ギャンブル的なチャレンジではなく、専門家との相談も交えた堅実な運用をおすすめします。
100人アンケートを取った結果の最高貯金額
100人アンケートを取った結果、最高の貯金額は「1200万円」でした。
30代後半既婚会社役員でした。
最低の貯金額が「2万円」。20代派遣社員でした。
貯金をしている方の共通点を探してみたところ一番の共通は「副業」でした。節約は大変な部分があるので副業でより貯金を増やせるように努力するかがポイントとなりそうです。
また食費が特にかかるという方もおおく外食を減らして健康的な納豆・野菜・卵料理などをベースにしてみたところ月の食費がかなり抑えられかつ健康診断の数値が良くなったという方も。
月3万円以上の貯蓄をしている方については下記となります。
・ふるさと納税でお米1年分もらったのでお米代節約
・外食いかない
・タバコやめたら月に3万円浮いた
・お酒をやめた
などでした。
貯金しやすい独身という状況を理解して、貯金できる暮らしをしよう
ここまで紹介してきた年収400万円の独身で1000万円の貯金をつくるまでの道のりは、現実的で地味な方法でもあります。
しかしこれらのステップを経て、実際に年収400万円で1000万円の貯金を貯めることは簡単ではありません。
結婚していれば子供の進学や病気など、計算外の思わぬ支出が発生することもあるからです。
その点、独身であればそういった自分以外の家族が原因で支出が増えることはほとんどありません。
支出を上手く抑えることができれば貯金1000万円への道のりはスムーズになります。独身であることは、貯金しやすい状況でもあるのです。
ただ独身で年収400万円から1000万円の貯金を貯めることは、2年や3年で実現できることではありません。
これから年収400万円の独身で1000万円の貯金を目指すなら、長期的な視点を持って、無理のない範囲で支出を抑えていくことが大切です。そして継続できる副業を見つけることをおすすめします。
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