+ この記事にはPRが含まれています 複数の企業と協力し、情報を提供しています。当サイトを通じて商品への申し込みがある場合、各企業から報酬を受け取ることがありますが、当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無は影響を与えません。 また、当サイトで得た収益は、サイトの訪問者に価値のあるコンテンツを提供するために使われ、情報の品質向上やランキングの精度向上などに還元されています。

不動産鑑定士の年収

不動産鑑定士の平均年収に興味がある方のための基礎知識

不動産鑑定士の画像

平均年収は831万円

不動産鑑定士の年収の平均は、831万円前後でした。(厚生労働省給与調べ
平均年収推移は741万円~831万円となっています。
お給料(月収):約48万円~51万円

不動産鑑定士の年収の元になる報酬表

宅地または建物の所有権の場合の鑑定評価額は下記となります。

報酬 鑑定報酬
1,000万円まで 181,000円
1,500万円まで 196,000円
2,000万円まで 226,000円
2,500万円まで 249,000円
3,000万円まで 264,000円
4,000万円まで 286,000円
5,000万円まで 316,000円
6,000万円まで 346,000円
8,000万円まで 392,000円

不動産鑑定士の年齢別年収を解説

不動産鑑定士の年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が997万円でした。
また不動産鑑定士で働き盛りの30代の年収はおよそ740万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。

年齢 平均年収 給与
20~24歳 474万円 30万円
25~29歳 590万円 37万円
30~34歳 648万円 41万円
35~39歳 740万円 46万円
40~44歳 831万円 52万円
45~49歳 931万円 58万円
50~54歳 997万円 62万円
55~59歳 989万円 62万円
60~65歳 673万円 42万円


チャット右画像

ヨシコ

平均年収と国税庁の年齢別階層年収、独自に集計している年収査定の結果を総合して算出した算出した結果になっております。

年収査定

不動産鑑定士の年収層をピラミッドで分析

不動産鑑定士はどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。

不動産鑑定士の20代の年収層
不動産鑑定士の20代の年収ピラミッド
不動産鑑定士の30代の年収層
不動産鑑定士の30代の年収ピラミッド
不動産鑑定士の40代の年収層
不動産鑑定士の40代の年収ピラミッド
不動産鑑定士の50代の年収層
不動産鑑定士の50代の年収ピラミッド

不動産鑑定士の男性と女性の年齢別年収の違い

では次に不動産鑑定士は性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。

年齢 男性 女性
20~24歳 667万円 444万円
25~29歳 686万円 540万円
30~34歳 686万円 548万円
35~39歳 710万円 636万円
40~44歳 793万円 710万円
45~49歳 902万円 809万円
50~54歳 987万円 887万円
55~59歳 978万円 879万円
60~65歳 640万円 573万円
チャット左画像

ミナミ

不動産鑑定士の男女差がいちばんつくのは50代といわれています。

不動産鑑定士の主任・係長・課長・部長の役職者の年収

では次に不動産鑑定士の主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。

役職 平均年収 平均月額給与
主任 713万円 45万円
係長 888万円 55万円
課長 1,173万円 73万円
部長 1,296万円 81万円

※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。

不動産鑑定士の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働く不動産鑑定士の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。

企業規模 平均年収 給与
大企業の不動産鑑定士 964万円 60万円
中企業の不動産鑑定士 798万円 50万円
小企業の不動産鑑定士 723万円 45万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

不動産鑑定士の都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

県によって物価も違うのですべての都道府県で同じ給与や年収だとは言えません。都道府県別に年収をみてみるとどのくらいになるのでしょうか。 国が出した都道府県の平均給与比率と年収査定結果・各都道府県の不動産鑑定士の平均年収を掛け合わせて独自に算出しました

チャット右画像

マリン

厚労省の比率と年収査定で取得したビッグデータ、さらには国がだしている平均値を掛け合わせた独自結果になっています。
都道府県 平均年収
北海道 748万円
青森 665万円
岩手 748万円
宮城 831万円
秋田 665万円
山形 748万円
福島 748万円
茨城 831万円
栃木 831万円
群馬 831万円
埼玉 748万円
千葉 831万円
東京 1,163万円
神奈川 914万円
新潟 748万円
富山 748万円
石川 831万円
福井 831万円
山梨 748万円
長野 831万円
岐阜 748万円
静岡 831万円
愛知 914万円
三重 831万円
滋賀 831万円
京都 831万円
大阪 997万円
兵庫 831万円
奈良 831万円
和歌山 748万円
鳥取 748万円
島根 748万円
岡山 831万円
広島 831万円
山口 831万円
徳島 831万円
香川 748万円
愛媛 748万円
高知 748万円
福岡 831万円
佐賀 665万円
長崎 748万円
熊本 748万円
大分 748万円
宮崎 665万円
鹿児島 748万円
沖縄 665万円
チャット左画像

アイミ

不動産鑑定士に関しては国内でも東京と沖縄だと差がつくようです。

不動産鑑定士の生涯推定年収は?

推定で2億2,700万円前後ですが、係る職種によってかなり落差が激しいようです。
不況に弱く、好景気に左団扇ともいわれ、公共工事や、住宅建設、高層マンションなどの建設では活躍の場面が多いです。
先の東北大震災の事後は、非常に要請も多く、引き手数多の状態で平均年収800万円台を超えたのは、直近でこの頃になります。

年収をUPするための方法

資格の世界では比較的恵まれている報酬体系と言われていますが、実際には目安となる報酬額が一律でないのが、不動産鑑定士です。
費用を15万円からと、最低価格を設定し、裁量で決めるところもあれば、公共工事、つまり道路工事などの用地買収で使う、公的評価基準というものを採用しているケースがあります。
独立開業するケースが一番多いのですが、公的評価基準算段に関する業務をしていないケースでは、運良く仕事に恵まれて、年収1,000万円に手が届くかどうかです。
所謂、これは鑑定士事務所などの勤務で、エリート呼ばれる不動産鑑定士は、やはり、金融関係、不動産管理の専門部署所属というのが、かなり高給で知られています。
勤務先の規定にもよりますが、倒産における資産整理、あるいは土地買収でも、投機的な物が絡むケースが多いため、生命保険会社、大手デベロッパー、銀行でもメガバンク系列信託銀行などの企業内鑑定士は、安定して、1,000万円近い年収を確保できているそうです。
景気が良い時には、独立開業系でも3,000万円年収の時代がありましたが、今ではそれから希望者が増えすぎ、飽和状態な業界ですので、めったにそうした事例は少なくなったといえるでしょう。
年収UPには、やはり学歴がかなり作用しているのは、明白ですね。
独立開業では、鑑定士1本では生計を立てるのはかなり難しい状況です。

職務内容

土地の価値を、周辺状況、環境や交通などの条件を考慮して、適正な地価を判断する不動産の専門家です。
国や、地方自治体などで一般に公表する地価公示や地価調査など、制度的なものに絡む職種もあるため、公的な機関や民間でも活躍する場の多い、国家資格です。

不動産鑑定士になるには?【資格や難易度】

必須資格:国土交通省不動産鑑定士名簿に登録される、不動産鑑定士

全体的な流れ:最初に、不動産鑑定士の国家試験を受験します。
行政法規と、鑑定評価における理論の試験で、法規は39の法律より出題、都市計画法、建築基準法、地価公示法、土地収用法、農地法などです。
1問1答の短い答えを書く問題と、論文による試験が行われます。
短答式の試験は毎年1回5月に実施され、性別、年齢、国籍、学歴関係なく受験でき、同じ年の8月に、法規と論文の5科目試験が3日間実施されます。
演習もあるため、2時間の試験は、かなり習熟度を問われる内容になります。
次に国管轄の実務修習機関で、実務修習を受け、修了考査で論文を提出し、晴れて合格者となり、国土交通省の不動産鑑定士に登録されることとなります。

難易度【合格率】:29%
飽和状態にある業界のため、毎年、非常に多い受験者がいるそうですが、合格率が3割を超えることはあまりないようです。
かなり勉強も必要で、専門学校など以外でも、自宅学習が必要、司法試験並に難しいと言える国家試験です。

求人や募集はどこで探せばいい?

求人情報の一覧は、公益社団法人 日本不動産鑑定士協会連合会のホームページでも、掲載されています。
人気の職業ですので、締め切りは求人が決まり次第なところが多いですね。
民間では、社員数4名~10名以下のほぼ個人の独立開業系が多いです。
ただし、年収は、報酬、給与未記載が非常に多いため、あまり期待しない方が良いでしょう。
企業内鑑定士になるには、学生時代からの勉強と、目標を鑑定士に定め、大学も充分選んで、就活する必要があり、競争倍率も高く、かなりな狭き門であることは確かです。
業界は、ほぼ飽和、つまり人員過剰な状況にあるので、民間では求人があっても、サラリーマン平均並み程度が貰えれば、ラッキーといった感じになっています。

不動産鑑定士のクチコミ年収

40代 業種:大手不動産会社勤務 年収900万円

バブル以降、かなり知られる様になったが、やはりマイナーな資格で、宅建に近いものがあります。
あまり、表面化しないように、地味な活動が多く、収入は多いほうだとは思いますが、毎日、移動が多く、体力勝負です。
時間も追われるので、見たよりもハードな職業だと思います。

30代 業種:独立開業5年目 年収800万円前後

巷で言われる以上に、試験は難しいと思います。
国家試験で司法試験にならぶ、3大難関と言われるほどで、法律に詳しくなければ、まず合格できません。
それでいて、業界は、年功序列というか、ほぼ数社だけが高利益を出すので、小さいところは人の入れ替わりが激しく、案外、安定しない職業となってしまってますね。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
執筆者・監修者一覧

不動産系の平均年収一覧

不動産系の平均年収一覧をまとめてみました。

▲このページのトップへ戻る