年収600万円の生活から+100万円アップできる副業や節約術

年収600万円の生活から+100万円アップできる副業や節約術について徹底解説します

年収600万円の生活から+100万円アップ画像

年収600万円の実態

年収600万円というのは、「高給取り」では言い過ぎのような感じがして、かといって「低所得」でもありません。
まだ社会に出て働いていない学生の中には、年収1000万円以上はさすがに難しそうだけど、年収600万円は誰でも到達できる、なんて思っている人も多いようです。
また、婚活市場では、女性が男性に求める条件のひとつに「年収600万円以上」というのがあります。
年収600万円以上というのが、「生活するぶんにはとりあえず苦労しなさそう」ということだったり、「専業主婦でもいけそう」と思えるラインなのでしょう。年収600万円以上あるということは、イコール士業や安定した大企業に勤めている、という信頼度にもつながっているといえるかもしれません。

しかし、年収600万円というのは、実は限られた人しか稼ぐことができない年収なのです。
国税庁の調査によると、日本人労働者の平均年収は420万円。年収601万円以上の労働者は全体の約19パーセントしかいません。
年収600万円台の人だけに限定すると、約6パーセントです。言葉のイメージはどうであれ、十分に「高給取り」といってよい年収であり、日本の中では少数派なのです。
現状、定年まで頑張って働いても年収600万円には届かない、という人が大半となっています。
そんな年収600万円の人が、今の年収に100万円をプラスして、ハッピーな生活を送るにはどうしたらよいのでしょうか? 副業や節約方法をご紹介します。

年収600万円の生活スタイル

さて、実は少数派の年収600万円。「高給取りと言われようが、生活はそんなに楽ではない!」という人が多いのもまた事実。
あとプラス100万円あれば、余裕をもってくらせるのに……と思う人もいることでしょう。いったい、年収600万円の人はどのような生活をしているのでしょうか。具体的なライフスタイルをまずは見ていきましょう。

年収600万円というのは、月給にすると単純計算で50万円です。
手取りでは約40万円です。仮に正社員でボーナスが4か月分あるとすると、月給は約37.5万円となり、手取り額はもっと少なくなるでしょう。
正社員は社会保険料や住民税などが天引きされるため、どうしても手取り額は減ってしまいます。
年齢や扶養家族の人数などによっても違いは出ますが、年収600万円でも実際に手元に入ってくるお金は480万円程度、ということもあります。
年収600万円の人の一般的な生活の具体例を挙げてみます。


【年収600万円(手取り480万円/月額40万円)】
※都内一人暮らしの場合
・住居費(家賃):10万円
・食費:5万円
・水道光熱費:1万5000円
・通信費(ネット料金、携帯電話):1万5000円
・被服費:2万円
・日用品費:1万5000円
・交際費:4万円
・趣味・娯楽費:4万円
・保険料:1万5000円
・自動車維持費:2万円
・貯金:7万円


この年収帯ならば独身であっても防犯などの面からそれなりの賃貸マンションを選ぶ人も多くなってくるので、住居費は年収500万円のときよりはかかると予測されます。
人によっては自炊派、外食派と分かれるそれでも物価かもしれません。
それでも物価の高い東京でも、趣味娯楽に4万円もかけることができるなど、独身であれば余裕のある生活ができます。自由になるお金や貯金など、個人によって差が出てくるのものこの年収帯ならではともいえます。
この年収帯の人は、30代~40代の人も多く、既婚者であることも予想されます。扶養家族がいる場合の生活スタイルも見てみましょう。

【年収600万円(手取り480万円/月額40万円)】
※都内在住、妻(専業主婦)、子ども2人の場合
・住居費(家賃または住宅ローン):11万円
・食費:7万円
・水道光熱費:1万5000円
・通信費(ネット料金、携帯電話):1万5000円
・被服費:1万円
・日用品費:2万円
・交際費:4万円
・趣味・娯楽費(レジャー):3万円
・保険料:1万5000円
・自動車維持費:2万円
・教育費:2万円
・貯金:3万5000円

住宅は持ち家や分譲マンションであることも考えられます。
この年収帯の人ならばそれなりの企業に勤めているので、ローンも通りやすいでしょう。住宅金融機構フラット35利用者調査によると、マンション購入者のおよそ6割が年収600万円以上だそうです。
食費は一人の時よりも外食はぐんと頻度が減るものの、人数が増えているのでそれなりにかかってきます。子どもの年齢にもよりますが、教育費は幼稚園や保育園の費用、習い事の月謝など含めるともっとかかることもありえます。貯金は独身者の半分しかできません。
自分が自由にできるお金は貯金か他の経費を削って捻出するしかありません。
参照:年収600万円の手取り、貯金額、税金額(所得税・住民税)、割合・生活

手取り・税金・社会保険料画像

年収600万円~590万円の手取り・税金・社会保険料

正社員の場合、給料からいろいろな税金が天引きされて手取り額となります。
所得税、住民税、社会保険税などがおもな税金です。40歳以上になると介護保険料も天引きされます。
これは自治体や収入によって金額は異なりますが、全国平均は5300円~5500円くらいです。
年収600万円台の人の、天引きされる税金と手取り額は、以下の通りです。


【600万円】
手取り額439万円 所得税34.85万円 住民税39.6万円 社会保険料85.8万円

【620万円】
手取り額449万円 所得税38.05万円 住民税41.2万円 社会保険料90.9万円

【640万円】
手取り額465万円 所得税41.25万円 住民税42.8万円 社会保険料90.9万円

【660万円】
手取り額475万円 所得税44.45万円 住民税44.4万円 社会保険料96.0万円

【680万円】
手取り額489万円 所得税48.05万円 住民税46.2万円 社会保険料96.1万円


社会保険料には年金も含まれます。住んでいる自治体や年齢、扶養家族の人数、また個人によってさまざまな控除があるので金額は多少前後することもあります。

参照:年収別手取り額早見表

年収600万円代の人にとってのおすすめ副業

年収600万円ということは、月額50万円の給料です。(正社員で4か月分のボーナスがつくとすると、月給は37.5万円です。)
平均給与ランキングの中から、平均給与50万円の職業をいくつかピックアップしてみました。


・起業家
・新聞記者
・ポータルサイター
・法医学者
・通訳(フランス語・中国語・英語・韓国語)
・国会職員
・国会図書館職員
・参議院事務局
・衆議院事務局


などがあります。

いわゆる「お堅い」職業が多いイメージです。
起業家やポータルサイターなどは学歴は関係ありませんが、それ以外の職業は基本的に大卒でなければなることができず、資格を取ったりするまでには相当な努力が必要になるものばかりです。入社(入局)するのもかなりの倍率となります。
起業家やポータルサイターなど、自営業で発想力や行動力を生かした職業は年収の幅が広いのが特徴ですが、平均すると月額50万円くらい稼ぐ人が多いようです。
誰でもなれるような職業ではなく、学歴や適性などがある人でなければ勤まらない職業が、年収600万円(月収50万円)の職業だといえます。
上記以外でも、上場企業などは平均年収600万円以上のところも多いです。

もし、この月収50万円の職業に就いている場合、どのような副業が可能でしょうか?
時間が比較的自由に使える起業家やポータルサイターは、やはりネットで稼ぐ方法を見つけるのが最短の方法です。
もはや副業というより本業からの延長のような感じにはなりますが、新たなビジネスチャンスやビジネスモデルを探すことが、副業となるでしょう。また、資金に余裕がある人は株式投資などをしてみてもよいかもしれません。
通訳の場合、やはり語学力を生かした副業がおすすめです。海外に向けてブログを発信してアフィリエイトをして稼いだり、また、翻訳などのクラウドソーシングを隙間時間に引き受けるのがおすすめです。
国家公務員の場合、副業は禁止されています。とはいえ、不動産収入や執筆業などは認可されることもあるので、上司に確認してみるとよいでしょう。

年収600万円代の人におすすめの節約術

年収600万円台の人とはいえ、独身者と家族持ちでは生活水準が違います。
独身者はかなり自由気ままに生活できますが、子供がいる場合はほとんど自由になるお金はなく、教育や子供たちの生活費に消えていきます。
節約することによってプラス50万円~100万円をあげるためには、どうしたらよいのでしょうか。
1年間に50万円を節約する=毎月4万円節約する
1年間に100万円を節約する=毎月8万円節約する

と考えましょう。
もっとも簡単なのは、本当は年収600万円だけど「年収500万円」として生活することです。
実際には手取りで40万円もらっていたとしても、30万円でやりくりしてその水準で1年間生活するということです。
具体的には、給料の振り込みがあったらすぐに10万円を別の貯金口座に移してしまう、というのが強制的で簡単です。
とはいえ、家族がいればなかなか難しいでしょう。食費を見直す、レジャー費を減らすなどのこまめな節約を心掛けましょう。
女性誌などでは「クリアファイル家計簿術」などといって、クリアファイルに1日につき2000円を1か月分ファイリングしておいて、毎日2000円以内で生活する、という方法が提唱されています。
一日当たりに節約できるのは細かな金額ですが、積もり積もれば山となるものです。
家計簿をつけるなど、当たり前のことから見直してみるのが節約への第一歩です。最近ではスマホのアプリで家計の管理できます。
「Zaim(ザイム)」「マネーフォワード」「マネーツリー」などのアプリが人気があります。
家族で共有できるタイプや、レシートを読み取れるもの、人工知能が支出項目を自動判別するものなど、さまざまな特徴があります。
自分や家計状況に応じたアプリを使いこなしましょう。

年収600万円の相手と結婚するならどのくらいの貯蓄があればいい?

年収600万円の人は、そこそこ年収が高いがゆえに、お金のことを考えることが面倒でどんぶり勘定になっている人も多いといいます。
高年収と思って結婚してみたら、貯金がゼロ、という人も少なくありません。そういう人は浪費癖がついている可能性があるので、気を付けましょう。
一般的には、年収の20パーセントを貯金にまわすのがよい、といわれています。
年収600万円の場合、120万円です。毎月10万円の貯金ができているのがベストです。
政府の2017年の家計調査によると、2人以上の勤労者世帯の年間収入は平均722万円、貯蓄の平均金額は1327万円でした。中央値は792万円です。勤続年数や年齢にもよりますが、年収600万円の人の場合、600万円ほど貯蓄しているのが普通といえるでしょう。
結婚式には300万円~400万円かかり、新婚旅行に行けば50万円、新居への引っ越しで50万円など、500万円ほどかかることを考えると、やはり最低800万円くらいはほしいところです。
結婚にかかわるイベントをすべてこなすとして、男性一人だけの貯蓄ですべてを賄うことは難しいかもしれないので、女性もある程度の貯蓄をしておく必要があるでしょう。
二人合わせて1000万円以上の貯蓄があれば、まず新生活への不安はなくなるはずです。

年収600万円だとだいぶ楽だけどちょっとした+αがあればさらに余裕が生まれる

プチリッチともいえる年収600万円ですが、独身か、家族持ちか、都会住みか、地方住みか、などの条件によって生活レベルはさまざまです。
どんな条件にせよ、あと50万円~100万円の余裕資金があれば生活も気持ちも楽になるはずです。
副業をしたりすることによってそのお金を生み出すことができます。
また、副業が禁止されている公務員であっても、節約ならば誰に気兼ねすることなく堂々と行うことができます。
一度家計簿をつけて家計を見直してみて、自分の生活スタイルに合った副業や節約法を実践してみましょう。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
執筆者・監修者一覧

年収や月収などのコラム

▲このページのトップへ戻る