うつ病になりやすい職業ランキング

うつ病になりやすい職業ランキングまとめ

うつになりやすい業種 介護事業
職種 一般事務職
ストレスが高い職場 生産工程従事者
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アイミ

うつ病とは、気分が1日中落ちている、お笑い番組を観ていても素直に笑えないなどの精神状態や食欲がでない、寝られない、異常に疲れやすいなどの身体症状が現れる精神疾患です。
うつ病は、人によって自ら命を絶ってしまうような深刻な病気です。
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ミナミ

そんなうつ病になる危険性の高い職業をご紹介していきます。
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マリン

紹介する職業に従事している方は、うつになる危険性が高いということを認識し、仕事を続けられるよう適切なメンタルケアをするようにしていきましょう。

なりやすいというよりうつ病になって退職者が多く出てしまった職業をピックアップ

厚生労働省が出している令和2年度の過労死等の労災補償状況では、精神障害に関する労災補償状況が紹介されています。
厚生労働省の調査による業種別請求件数を多い順に上位15位まで表にまとめてみたのでご覧ください。(データは令和2年度)

業種 件数
社会保険・社会福祉・介護事業(医療福祉) 275件
医療業(医療福祉) 209件
道路貨物運送業(運輸・郵便業) 101件
情報通信業(情報サービス業) 76件
その他小売業(卸売・小売業) 69件
その他の事業サービス(サービス業) 67件
学校教育(教育・学習支援業) 57件
総合工事業(建設業) 52件
輸送用機械器具製造業(製造業) 51件
飲食店(宿泊・飲食サービス業) 51件
食料品製造業(製造業) 48件
道路旅客運送業(運輸・郵便業) 45件
各種商品小売業(卸売・小売業) 42件
飲食料品小売業(卸売・小売業) 41件
専門サービス業(学術研究・専門技術サービス業) 40件

上記の表から見ると福祉・介護業界が1番うつ病になりやすい業界だという事が分かります。
また、情報サイトにより職種別の精神障害の労災請求件数が多い職種が紹介(平成30年)されているので下記表にまとめました。

職種 件数
一般事務職 274件
営業職 116件
ドライバー職 101件
販売職 99件
保健師、助産師、看護師 88件
介護サービス職 85件
製造加工処理職 73件
法人・団体管理職 64件
接客・給仕業 60件
社会福祉専門職 59件
情報処理・通信技術者 59件
建築・土木・測量技術者 48件
開発技術者(製造) 39件
営業販売事務 39件
製造技術者(開発以外) 34件
飲食業従事者(調理) 34件

この表から見ると一見規則性などは無く、色々なジャンルの職業で精神障害の労災請求がなされています。ここで紹介した職業がうつ病になりやすいのは、いったいどのような理由があるのでしょう。
その謎を解き明かすために次の章からは、業種と職種に分けてそれぞれうつ病になりやすいものを3つずつ挙げ、特徴も挙げていきたいと思います。

うつ病になりやすい職業とは?全般的にどんな特徴があるのか

うつ病になりやすい職業には、必ず理由があります。その特徴を知り、取り返しのつかないことになる前に対処していきましょう。

業種編

1つめは、福祉・介護業界です。福祉・介護業界は、社会的弱者の支えとなる社会貢献性の高い業界と言われています。この福祉・介護業界は、うつ病になりやすい業界の1位です。

この福祉・介護業界がうつ病になりやすい理由は、長時間勤務の常態化、1人体制の夜勤、2交代制など長時間で不規則な勤務体系です。
また、対人の仕事であり命を預かるというプレッシャーから心を病んでしまうことも少なくありません。

社会福祉関連は、長時間労働に加えて様々な要因からくるストレスフルな労働環境がうつ病になりやすい主な理由と言えるでしょう。

2つめは、医療業界です。1つめの福祉・介護業界と同じく対人の仕事で、人の命を預かる社会に欠かせない重要な仕事です。また、現代は医師不足と長時間にも及ぶ勤務時間の問題が深刻化しています。
情報サイトによると平均的な20代医師の場合、勤務時間は週平均で55時間程度です。さらにこれに、当直や緊急時のための待機が15時間ほど加わるので週の拘束時間は70時間にも及びます。

また、看護師などは労災請求件数が5番目に多い職種です。人の命を預かる、救うという計り知れないプレッシャーに加えて、長時間労働が加わる医療業界はうつ病になりやすい最たる業界だと言えます。

3つ目は運送業界です。上記2つの業界と違い人との関わりはそこまで強くない運送業界ですがうつ病になりやすい業界の上位に位置しています。その中でも、道路貨物運送業は3番目に労災請求件数が多いです。
道路貨物運送業と聞くとトラックドライバーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。トラックドライバーも長時間労働が指摘されている仕事の1つです。
また、配送には納期や時間厳守が必須です。交通状況や体調など刻々と変わり時間にも追われる状況がトラックドライバーにはあります。

さらには、運送業界はかなり前から人手不足ということが叫ばれています。人手不足から1人当たりの負荷が高くなり常に時間に追われることへのストレスが原因で、運輸業界で活躍する人達はうつ病を発症してしまうのかもしれません。

この3つの業界から見えてくるうつ病になりやすい原因の特徴は、長時間労働、人手不足、仕事に対するプレッシャーにあると考えられます。
まずは、業界全体で長時間労働の是正、人手不足の解消、人手を増やすことでのプレッシャーの分散を目指していくことが必要でしょう。

職種編

1つめは、一般事務です。一般事務職は外に出ることも少なく閉鎖的な空間、環境で仕事することが多いです。そのため、人間関係や組織のしがらみによるストレスがうつ病の原因となります。
嫌がらせやいじめ、上司とのトラブル、セクハラパワハラなど対人関係のトラブルが起きやすく外回りの営業のように物理的な逃げ場がないため個人でストレスをため込みやすいのが一般事務職の特徴です。

2つめは、営業職です。うつ病になりやすい職種として1番に思い浮かべる方も少なくないでしょう。人手不足はどの業界や職種でも深刻ですが、転職サイトの調査によるともっとも人手が不足しているのが営業職です。
人手不足であればもちろん1人1人の負担は大きくなり、プレッシャーも大きくなります。

また、営業職にはノルマがあり達成できなければ上司や会社から指導される場合もあります。顧客や取引先からのクレームや無茶な価格交渉なども必ずついて回りストレスの大きい職種です。
実際にあなたの周りやあなた自身など、営業で頑張っている方々は大きなストレスを抱えています。仲間内で飲みに行ったり、定期的に休みを取ってストレスを解消するようにしましょう。

3つめは、ドライバー職です。ここでは主にバスやタクシー運転手が挙げられています。
バスの運転手は常に時間に追われる仕事であり、タクシーの運転手は酔っ払いや、横柄な態度のお客を乗車させることもあり接客の際トラブルが起きやすい職種と言えます。
この職種も人手不足が深刻であるうえに、夜間勤務もあり長時間の労働になりやすい職種です。タクシードライバーは頑張った分だけ稼げるがゆえに、長時間労働が常態化していますね。

この3つの職種から見えてくるうつ病になりやすい原因の特徴は、対人関係、長時間労働にあると考えられます。
対人関係に悩む場合、相談できる機関や友達に話をするなど個人で悩みこまずに誰か他人に打ち明けると良いでしょう。おすすめとしては、いのちの相談室などその話をしたら終わりの全く知らない人に話を聞いてもらうと楽になります。

ランキングベスト5発表

ここでは男女別に見たうつ病になりやすい職種をご紹介していきます。情報サイトによる結果を表にまとめるのでご覧ください。

職種(男性) 高ストレス者割合
生産工程従事者 21.2%
販売従事者 18.6%
介護サービス職業従事者 18.3%
看護師 17%
情報処理・情報通信技術者 16.7%
職種(女性) 高ストレス者割合
輸送・機械運転従事者 18.6%
管理的職業従事者 16.2%
看護師 15.3%
生産工程従事者 13.7%
営業的職業従事者 12.8%

男女ともに、生産工程従事がランクインしており工場作業による負担が大きいと考えられます。これは、立ち仕事や肉体労働など身体的な負担度が高くストレスが溜まりやすいからと言えます。
また、看護師なども男女ともにランクインしています。女性にフォーカスすると、管理的職業従事者がランクインしていますがこれはまだまだ現代の女性管理職が少なく逆境が多いことが根底あると考えられるでしょう。
男性側にフォーカスすると情報通信技術者がランクインしています。これは、労働者ニーズ増加のための人手不足による長時間労働が背景にあると考えられ国を挙げた技術者の早期育成が求められています。

離職者・退職者が多い企業は気を付けるべき?

離職者が・退職者が多い企業の共通点は
1.慢性的な労務課題
2.人材育成の怠慢化
3.給与・福利厚生の不整備
4.仕事内容、責任が不明確
5.会社自体の戦略が不明確
6.満足のいかない人事評価
7.コミュニケーションの不足
8.ハラスメント
の8つです。
簡単に見ていきましょう。

1.慢性的な労務課題

慢性的な長時間労働、サービス残業があり労務課題がある会社は人が離れていきやすいです。うつ病のリスクを高める長時間労働は、退職理由の最たるものと言えるでしょう。

2.人材育成の怠慢化

人材育成に重きを置いていないため、人材育成の道筋が分かりづらく従業員に成長を感じさせることができません。
これ以上成長できないと思うと人は退職を検討し、なにかきっかけがあると簡単に会社を退職していきます。

3.給与・福利厚生の不整備

人によってはどれだけ大変でも給与が高ければ大丈夫という人がいます。しかし、労働に見合っていない給与しかもらえない状態はかなり大きなストレスを抱えることになります。

4.仕事内容、責任が不明確

責任が不明確な場合、上司から理不尽に責任を取らされることがあります。弁明したところで責任が不明確なため、結局は意味がありません。その結果責任感が強い人は、うつ病のリスクが高まるでしょう。

5.会社自体の戦略が不明確

戦略が不明確だと、上司や先輩ごとに指導がバラバラになることがあります。そのため、教わったやり方で業務を進めていたのに注意を受けることが発生します。
自分がどこへ進めばいいのかもわからなくなるので大きなストレスを抱えることになるでしょう。

6.満足のいかない人事評価

人事評価がしっかりしていない会社は、リーダーの資質がない上司が上にいる場合があります。そのような上司にあたってしまった場合大きなストレスを抱える状況に巻き込まれることがあるでしょう。

7.コミュニケーションの不足

コミュニケーションが不足することにより、考え方の行き違いやちょっとした相談ができないなどの障害が発生します。
行き違いでミスが起き少しずつストレスをため込んで爆発してしまうこともあるでしょう。

8.ハラスメント

いまだにセクハラやパワハラが残っているのが、日本の企業の特徴です。
古くから在籍している社員が多いと、集団的に昔から当たり前の状態になっているため新入社員や中途で入った人が続かないことも多いです。

このような特徴がある企業は精神的ストレスや肉体的なストレスもたまっていき、最悪の場合うつ病を発症してしまいます。退職者が多いという事は、紹介した特徴のある企業という事になります。
重いうつ病になってしまえば、復帰に時間がかかるどころか最悪の場合命にかかわることもあるでしょう。
もしあなたが転職を考えているのなら、口コミサイトや転職サイト、転職エージェントを通じて企業の特徴を研究するようにしこのような特徴がある場合1度立ち止まって考えてみてください。

自分の性格に合った職業を選ぶ、もしくは企業を選ぶことが大事?

自分の性格に合った職業を選ぶのか、もしくは企業を選ぶのかは個人個人で違います。性格に合った職業が選べたとしても、職場環境が悪く人間関係がひどい企業で労働時間も長時間であればうつ病のリスクは高まります。
逆に自分の性格に合わない職種でも、労働環境がよく給与も高い企業ならうつ病のリスクは下がるでしょう。企業の場合は、転職エージェントに自分の働きたい環境など相談に乗ってもらい、転職をするのがいいでしょう。

キャリアに親身になって対応してくれる転職エージェント

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マリン

自分にとって何が嫌なのか、何が譲れないのか、どんなことがやりたいのかを考え、どんなことなら我慢できるのか、どんな条件を捨てられるのかを書き出してそれに合う職業や企業を選んでください。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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