転職で年収アップする方法・交渉術・UPの相場を解説!

転職で年収アップを考察しました。

転職で年収アップの画像

転職で年収をアップする交渉

今の会社の仕事にやりがいを感じられない、給料が安くてやっていられない。
そんなとき、転職で年収アップを考え始めると思います。
でも、何の準備もなくやみくもに転職活動をしても年収アップは目指せません。
そこで交渉術ということになりますがまずその前に・・・。

自分の価値を客観的に知りましょう。

自分と同じ位の年齢や職種、キャリアでどれくらいの年収をもらっているかを調べてみます。
次に、自分の経験や実績、スキルを整理し、転職先に自分がどのような貢献をできるのか具体的に考えてみます。
たとえば、単に、営業をしていて年にいくら売り上げたというのではなく、営業をしていて、新規開拓でどのような工夫をしたか、どんなふうに顧客をサポートして信頼を得たか、問題が発生した時はどんなふうに対応したかなどを整理し、それに基づき転職先にどんな貢献ができるのか、自分を雇ったらどんなメリットがあるのかをまとめてみましょう。
現在の年収と自分の客観的な価値に基づく年収、自分の貢献度も考え合わせて希望年収を決めます。
交渉は、「いくらもらえるか」という切り出し方ではなく、
「何か質問は?」と言われたときに「自分と同じくらいの職種や経験でどれくらいの年収になっているか?」
というような感じで、年収の話をもっていくのがいいようです。
年収の話になったら、自分にどんな経験やスキルがあり、どんな貢献ができるかを具体的に話し、希望年収とその根拠を伝えます。
それまでに相手がどんな人材を求めているかも探っておくと理想的です。
交渉は落着いて、年収にこだわりすぎず、自分が本当にその会社で働きたいということを伝えていきましょう。

女性は転職で年収アップの交渉が難しいの?

女性が転職で年収アップを目指す場合も基本は男性と同じですが、それに加えて、ポイントとなるのは結婚や妊娠、出産といった人生の大きな変化の中でキャリアをどのように積んでいくかを具体的に説明できるかどうかです。
男性も結婚や子供を持つという人生の変化はありますが、出産の当事者である女性と比べれば変化は小さいと言えます。
女性を雇用するのは企業にとってリスクが高いと言えるので、転職するなら男性以上に自分の経験やスキルを客観的にとらえて、どんな貢献ができるかを具体的にし、それを年収のアップの交渉につなげていきたいものです。
思うように交渉が進まないことも多いかもしれませんが、粘り強く自分の商品価値をアピールして、諦めずに年収アップを勝ち取りましょう。

転職での年収アップ平均相場はどのくらいなの?

転職した人の年収が実際にどれくらいアップしたのかは、気になるポイントですね。
転職で年収アップした人の平均のアップ額を見ると、80万円強、前職と比べて20%前後アップが相場です。
中には200万円、300万円アップしたという人もいますが、外資系やベンチャー系に転職した場合に多いようです。
転職時の年収アップ額が大きくなかった人でも、転職後に着実に実績を上げ、信頼を獲得して、年収を大きく上げていく人も多いのです。

転職後の年収がダウンした人でも、転職後に大きく年収を上げていく場合もあるので、転職時の年収だけが全てではありません。
目先だけの金額にこだわりすぎず、3年後、5年後、10年後に自分がどのようにスキルアップして転職先の会社にどのように貢献していくかを見据えた上で、年収アップを考えていきましょう。

転職理由って年収に響くの?

転職の理由として一番多いのは年収が低いこと、次が将来的なキャリアの不安、仕事のやりがいが感じられない、福利厚生の悪さ、人間関係となっています。
年収に不満を感じて転職を考えている場合、面接で
「年収が低かったから」
と言ってしまうとあまりいい印象を与えられません。
現職の年収に不満がある場合でも、自分にはこういう経験やスキルがあり、こんな貢献をしてきたので、きちんと評価してもらえる会社でさらにスキルをアップしたい、と言った具合に前向きなイメージで伝えるようにします。

他の理由でも同様で、単に「やりがいを感じなかったから」と言ってしまうと、
「うちの会社でも同じような不満をもつようになるのでは?」
と判断されてしまうかもしれません。
今までどんなふうに仕事をしてきて、どんな実績をあげてきたかを具体的に説明し、さらに、こんなふうに仕事の幅やスキルを広げたいが今の会社では難しいので、
「転職を希望している」というように単なる不満だけでなく、そこから自分がどんなふうにしたいのか、それによってどんな貢献ができるのかを明確にできることがポイントになります。

転職で年収アップに成功した人の口コミ年収

30代 業種:メーカー研究職→コンサルタント 年収750万円(170万円アップ)

研究職の仕事はやりがいはありましたが、処遇面で不満を感じていました。
転職後は大きく年収がアップし、研究職の経験を活かして顧客との折衝を進めています。
さらにスキルアップを目指します。

20代 業種:商社営業→外資系メーカー営業 年収600万円(150万アップ)

商社では仕事の責任も大きくやりがいはありましたが、自社製品を自信を持って売りたいという気持ちが強く転職。
転職先の外資系は、求められるスキルが自分の持つものより高かったのですが、商品知識や商社で鍛えた折衝力、人脈や語学力で補う方向でアピールして成功しました。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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