シェフの年収や20～65歳の年収推移・開業オーナー・企業別の年収・都道府県別の年収

シェフの平均年収

シェフの平均年収に興味がある方のための基礎知識

シェフの年収

平均年収：500万円でした。（民間給与実態統計調査結果調べや転職サイト調べ）
平均給料：31.2万円

シェフの平均年収の範囲はおよそ470万円～550万円
最大年収：約1000万円～
近年では料理人であればシェフと呼ぶ傾向がありますが、シェフとはプロの料理人のなかでも最上位の料理長のことです。
一般的な調理師の年収は厚生労働省が公表している賃金構造基本統計調査を見てみると分かりますが、平成28年度の調理師の平均年収は43.1歳で336万円でした。
シェフの年収は当然のことですが一般的な調理師の年収よりも高く、転職サイトを見てみるとシェフの年収は最低でも450万円はあるようです。
ただシェフと言ってもお店の規模によって年収はかなり違ってきますし、自分のお店を持っているオーナーシェフだと年収にもかなり差があります。
それでも一般的な調理師の平均年収が336万円であることも考えると、シェフの平均年収はサラリーマンの平均年収440万円より少し高い500万円前後と推測するのが妥当でしょう。

シェフの階級別年収

シェフは様々な企業でも活躍します。そこでいくつかのシェフの階級の年収を調査してみました。

シェフ・ド・キュイジーヌ：1000万円～2000万円以上
スー・シェフ：800万円～1000万円
エクスペダイター（アボイエ）：600万円～800万円
シェフ・ド・パルティ：500万円～600万円

シェフ・ド・キュイジーヌとはアメリカやヨーロッパのフランス料理のレストランで総料理長の役職を表し、アメリカやヨーロッパの有名な一流のフランス料理店のシェフ・ド・キュイジーヌの年収は、1000万円～2000万円で年収が2000万円超えることもあるようです。

スー・シェフとはシェフ・ド・キュイジーヌを補佐するシェフのことで規模が大きなレストランには必ずスー・シェフがいて、シェフ・ド・キュイジーヌが用事などでお店に不在の時はスー・シェフがその代役を行います。
スー・シェフの年収もお店の規模にもよりますが、800万円～1000万円程度は貰っているようです。

エクスペダイターはお客様に出す料理に最後の仕上げをするシェフのことで、お客様から料理の注文を受けて厨房に伝えることもあるようです。
アメリカやヨーロッパのフランス料理のレストランでは総料理長のシェフ・ド・キュイジーヌや、スー・シェフが客席まで行き注文を尋ねることもあるようです。
シェフ・ド・パルティとは部門シェフとも呼ばれていて特定の料理を担当するシェフのことで、シェフ・ド・パルティにもソテー料理の責任者で最高の役職であるソーシエや魚料理を担当するポワソニエなどさまざまなシェフ・ド・パルティがいます。

シェフの年齢別年収を解説

シェフの年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が600万円でした。
またシェフで働き盛りの30代の年収はおよそ445万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。

※

シェフの年収層をピラミッドで分析

シェフはどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。

シェフの男性と女性の年齢別年収の違い

では次にシェフは性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。

シェフの主任・係長・課長・部長の役職者の年収

では次にシェフの主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。

※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。

シェフの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くシェフの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。

※厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

シェフの都道府県別（東京大阪名古屋福岡等）平均年収

県によって物価も違うのですべての都道府県で同じ給与や年収だとは言えません。都道府県別に年収をみてみるとどのくらいになるのでしょうか。 国が出した都道府県の平均給与比率と年収査定結果・各都道府県のシェフの平均年収を掛け合わせて独自に算出しました

シェフで年収1000万円以上稼ぐには？

世界で最も稼ぐシェフと言えばロンドンで三ツ星レストラン「ゴードン・ラムゼイ」など26ものレストランを経営するゴードン・ラムゼイ氏で、アメリカの経済紙「フォーブス」が「世界で最も稼ぐ有名人100名」で2015年6月から2016年6月の1年間の収入が5400万ドル（約60億円）と発表しました。
フレンチの神様やフレンチの皇帝などとも呼ばれているジョエル・ロブション氏も、2012年1月から2013年1月の総所得が5800万ユーロ（約78億円）と報道されました。
ジョエル・ロブション氏の場合はレストランの経営だけでなく不動産や株式にも投資しているので、一概にシェフでの年収だけではありませんが日本のシェフでも一流店のシェフになると年収も1000万円を超えているようです。
またオーナーシェフとして自分のお店を持てば、あとは本人の才覚次第で年収1000万円以上を稼ぐことも夢ではないでしょう。

シェフの仕事内容

シェフの仕事はお客様から料理の注文を受けてその料理を作ることですが、シェフはフランス料理などの西洋料理店の料理長です。
そのためシェフは単にお客様から注文された料理を作るだけでなく、他のコックが作った料理の味付けや盛り付けなどのチェックを行います。
さらにその日に仕入れた食材や旬の食材を使った献立を考えたり、若手のコックの指導したり将来のシェフの育成や指導にも努めます。
またシェフの仕事は料理に関することだけでなく、料理の原価計算などを常に考えてお店に利益をもたらすこともシェフの大事な仕事です。

シェフになるには？

シェフになるには先ずは一人前のコックになることを目指しますがシェフになるにはどこかのフレンチレストランに就職するか、調理師学校のような専門学校でシェフになるための基本的なことを学んでからフレンチレストランに就職するか2つあります。

できるだけ現場で経験を積みたいと思うのであれば、どこかのお店に就職する方がいいでしょう。
ただいずれにしても最初はお店の掃除や食材の買い出しや、料理の下ごしらえや皿洗いや食器の後片付けなどから始まります。
これは仕事にできるだけ早く慣れるためでもあり下積みから始め、コックとして調理をする手順から段取りなど一連の流れを覚えていきます。
下積みから始めてコックになるには個人差もありますが、最低でも約10年間は掛かるとも言われています。
さらにコックからシェフになるにはどこかのフレンチレストランの料理長を任される必要があり、誰でも簡単にシェフになれるものではありません。

シェフのクチコミ年収

10代　フレンチレストラン

年収170万円
高校を卒業してシェフになりたくて、上京してフレンチレストランで働いています。
今はまだ雑用係で食材の買い出しや、店内の掃除をしていますがいずれシェフになりたと思っています。

20代　レストラン

年収240万円
レストランでコックをしていますがフランスで、フランス料理を学ぶためフランス語を勉強しています。
お金を貯めてフランスに渡りどこかのレストランで働き、将来はオーナーシェフを目指しています。

30代　フレンチレストラン

年収920万円
フランスの南東部にある街でシェフをしていました。
今は日本のフレンチレストランで働いてます。

40代　オーナーシェフ

年収1200万円
東京にあるフレンチレストランで長年働いた後に、念願のオーナーシェフになえました。
お店をオープンした当時はお店の経営も大変でしたが、今はお店も安定し顧客も増えています。

40代　海外のレストランシェフ

年収1200万円
中国で日本食のシェフをしています。

料理系職業の年収一覧

料理系の平均年収一覧をまとめてみました。

• すし職人
• ソムリエ
• フードコーディネーター
• 栄養士
• パティシエ
• パン職人
• とんかつ屋
• 調理師
• カフェバリスタ
• シェフ
• バーテンダー
• 板前
• 料理人
• 和菓子職人
• そば職人
• 食品技術者
• 野菜ソムリエ
• 料理研究家
• ケーキデザイナー
• とうふ屋
• 焼き芋屋
• たこやき屋
• うなぎ屋（鰻屋）