バーテンダーの平均年収
バーテンダーの平均年収に興味がある方のための基礎知識
バーテンダーの年収
平均年収:370万円でした。(求人サイト調べ)
平均給料:28万円
バーテンダーの平均年収の範囲はおよそ350万円~390万円
最大年収:約1000万円~
バーテンダーの年収は勤務するお店によっても大きく異なりますが一般的なバーで働くバーテンダーの年収は、通常の飲食店の正社員の年収とほとんど変わらないと言われています。
飲食店の求人サイトが過去2年間に正社員として飲食店で勤務経験があるユーザーを対象に、アンケート調査を行ったところ飲食店の正社員の月給は27万円から30万円が最も多いことが分かっています。
バーテンダーの年収も月給27万円から30万円程度と考え、ボーナスが年に年に1ヵ月分だけ支給されると仮定すると27万円×13かヵ月=351万円から30万円×13かヵ月=390万円が年収と推定されます。
そのためバーテンダーの平均年収は351万円+390万円=741万円÷2=370万円と算出しました。
ただしバーテンダーもお店のマネジャーや店長になったり、本社の飲食部門の管理職になったりすると年収も上がってきます。
またホテル直営のバーで働くバーテンダーの年収はそのホテルの給与水準に応じた給料となるので、年収も経験や年齢に応じて上がっていきます。
さらに看板バーテンダーになれば売り上げに応じてインセンティブが別途に支給されることもあり、実力次第では一般的なサラリーマンの平均年収をはるかに超えるようなバーテンダーもいるようです。
独立開業して自分のお店を持っているバーテンダーのなかには成功して、年収が1000万円を超えるようなバーテンダーも存在するようです。
バーテンダーの役職別年収
バーテンダーは様々な役職で活躍します。そこでいくつかのバーテンダーの年収を調査してみました。
見習い期間(アルバイト)のバーテンダーの年収:195万円~260万円
社員のバーテンダーの年収:350万円~390万円
マネジャーや店長クラスのバーテンダーの年収:420万円~490万円
独立開業しているバーテンダーの年収:300万円~1000万円以上
バーテンダーの年収は勤務するお店によっても大きく異なりますが見習い期間のバーテンダーも給料は低いのが一般的で、初任給は月給16万円程度から最大でも18万円くらいが相場です。
ボーナスが年に1ヵ月分だけ支給されると仮定すると見習い期間のバーテンダーの年収は、15万円×13ヵ月=195万円から20万円×13ヵ月=260万円程度と推定されます。
ベテランのバーテンダーの年収は前述したように月給27万円から30万円程度と考え、ボーナスが年に年に1ヵ月分だけ支給されると仮定すると
27万円×13かヵ月=351万円から30万円×13かヵ月=390万円が年収と推定されます。
バーのマネジャーや店長クラスの月給30万円から35万円程度と考え、ボーナスが年に年に2ヵ月分だけ支給されると仮定すると
30万円×14かヵ月=420万円から35万円×14かヵ月=490万円が年収と推定されます。
独立開業しているバーテンダーの年収はバーテンダーの人気や、経営次第で年収1000万円以上も決して不可能ではありません。
バーテンダーの年齢別年収を解説
バーテンダーの年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が444万円でした。
またバーテンダーで働き盛りの30代の年収はおよそ329万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。
年齢 | 平均年収 | 給与 |
20~24歳 | 211万円 | 13万円 |
25~29歳 | 263万円 | 16万円 |
30~34歳 | 289万円 | 18万円 |
35~39歳 | 329万円 | 21万円 |
40~44歳 | 370万円 | 23万円 |
45~49歳 | 414万円 | 26万円 |
50~54歳 | 444万円 | 28万円 |
55~59歳 | 440万円 | 28万円 |
60~65歳 | 300万円 | 19万円 |
※
ヨシコ
バーテンダーの年収層をピラミッドで分析
バーテンダーはどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。
バーテンダーの20代の年収層
バーテンダーの30代の年収層
バーテンダーの40代の年収層
バーテンダーの50代の年収層
バーテンダーの男性と女性の年齢別年収の違い
では次にバーテンダーは性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。
年齢 | 男性 | 女性 |
20~24歳 | 297万円 | 181万円 |
25~29歳 | 305万円 | 213万円 |
30~34歳 | 250万円 | 189万円 |
35~39歳 | 258万円 | 225万円 |
40~44歳 | 286万円 | 249万円 |
45~49歳 | 334万円 | 292万円 |
50~54歳 | 378万円 | 334万円 |
55~59歳 | 374万円 | 330万円 |
60~65歳 | 230万円 | 200万円 |
ミナミ
バーテンダーの主任・係長・課長・部長の役職者の年収
では次にバーテンダーの主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。
役職 | 平均年収 | 平均月額給与 |
主任 | 317万円 | 20万円 |
係長 | 395万円 | 25万円 |
課長 | 522万円 | 33万円 |
部長 | 577万円 | 36万円 |
※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。
バーテンダーの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移
大企業・中企業・小企業で働くバーテンダーの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。
企業規模 | 平均年収 | 給与 |
大企業のバーテンダー | 429万円 | 27万円 |
中企業のバーテンダー | 355万円 | 22万円 |
小企業のバーテンダー | 322万円 | 20万円 |
※厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。
バーテンダーの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収
県によって物価も違うのですべての都道府県で同じ給与や年収だとは言えません。都道府県別に年収をみてみるとどのくらいになるのでしょうか。 国が出した都道府県の平均給与比率と年収査定結果・各都道府県のバーテンダーの平均年収を掛け合わせて独自に算出しました
マリン
都道府県 | 平均年収 |
北海道 | 333万円 |
青森 | 296万円 |
岩手 | 333万円 |
宮城 | 370万円 |
秋田 | 296万円 |
山形 | 333万円 |
福島 | 333万円 |
茨城 | 370万円 |
栃木 | 370万円 |
群馬 | 370万円 |
埼玉 | 333万円 |
千葉 | 370万円 |
東京 | 518万円 |
神奈川 | 407万円 |
新潟 | 333万円 |
富山 | 333万円 |
石川 | 370万円 |
福井 | 370万円 |
山梨 | 333万円 |
長野 | 370万円 |
岐阜 | 333万円 |
静岡 | 370万円 |
愛知 | 407万円 |
三重 | 370万円 |
滋賀 | 370万円 |
京都 | 370万円 |
大阪 | 444万円 |
兵庫 | 370万円 |
奈良 | 370万円 |
和歌山 | 333万円 |
鳥取 | 333万円 |
島根 | 333万円 |
岡山 | 370万円 |
広島 | 370万円 |
山口 | 370万円 |
徳島 | 370万円 |
香川 | 333万円 |
愛媛 | 333万円 |
高知 | 333万円 |
福岡 | 370万円 |
佐賀 | 296万円 |
長崎 | 333万円 |
熊本 | 333万円 |
大分 | 333万円 |
宮崎 | 296万円 |
鹿児島 | 333万円 |
沖縄 | 296万円 |
アイミ
バーテンダーで年収1000万円以上稼ぐには?
バーテンダーで年収1000万円以上を稼ぐ高年収を目指すのであれば、どこかのバーで修業した後に独立開業して自分のお店を持てば可能性はあります。
バーのマネジャーや店長クラスでも年収は500万円程度が上限で、上場企業のサラリーマンのように部長や役員になって年収が1000万円を超えることはないからです。
しかし都内や大阪などの大都市の繁華街に自分のお店を持てば、繁盛すればという条件付きですが十分に年収が1000万円を超えることはあり得ます。
バーテンダーの仕事内容
バーテンダーの仕事はカウンターに立ってお客様の注文に応じて、シェーカを振り様々な種類のカクテルを作るです。
ただ一言でカクテルと言ってもその種類は数え切れないほどあり、ブレンドするウィスキーやスコッチなどアルコールも数百種類もあります。
カクテルを作るのもただシェーカを振るだけでなく、スクリュードライバーを作る時などはステアと呼ばれるやり方で作ります。
ステアとは軽くかきまわすだけなので氷が溶けにくいので、お酒の味がそのまま味わえるカクテルを作ることができます。
また時にはお客様からお任せでオリジナルのカクテルを作ることもあるので 常に新しいカクテルを考えることもバーテンダーの仕事の一つです。
さらにバーテンダーの最も大事な仕事はバーに来られたお客様の顔や名前を覚えたり、差し支えない程度に仕事や趣味なども把握してお客様と会話をすることです。
バーテンダーになるには?
バーテンダーになるには特に学歴や、資格が必要なわけではありません。
ただ転職サイトなどでバーテンダーの正規雇用の求人の場合は、実務経験があることが応募資格であることが多いようです。
それでもアルバイトの場合はやる気があれば、未経験者でも採用してくれるバーもあるようです。
またバーテンダーになるためにカクテルの作り方などを学べるバーテンダーの専門学校やバーテンダー養成スクールなどあるので、そのような専門学校や養成スクールで基礎的な知識を学んでからバーで働くのもいいかもしれません。
バーテンダーのクチコミ年収
20代 ホテルのバー
年収230万円
大学を卒業した後に、都内にあるホテルに就職しました。
大学生の時にバーでアルバイトをした経験があったので、ホテル内にあるバーに配属されました。
20代 バー
年収330万円
学校を卒業して食品メーカーに就職しましたが、退職してバーテンダーとして働き始めました。
アルバイトでバーテンダーの経験があり、できるならいずれ自分のお店を持ってみたいです。
30代 一流ホテルのバー
年収420万円
バーテンダーの魅力は普段であれば接点がないような、一流企業の役員や社長などと接することができることです。
そのような方々と接するだけで、いろいろな勉強にもあります。
40代 自営業
年収550万円
自分のバーを持って、もう10年以上になります。
これまで数え切れないほどたくさんのお客様が訪れてくれましたが、バーをやっているとさまざまな人生があるんだといつも驚かされます。
料理系職業の年収一覧
料理系の平均年収一覧をまとめてみました。