飼育員【水族館飼育員・動物園飼育員】の年収や20～65歳の年収推移・推定年収、飼育員で年収1000万円になる方法はあるのか？

飼育員・アレンジメントの年収

飼育員・アレンジメントに興味がある方のための基礎知識

飼育員【水族館飼育員・動物園飼育員】の年収

平均年収：268万円でした。（国税庁の民間給与実態統計調査や厚生労働省の賃金構造基本統計調査や求人情報調べ）
平均年収推移は255万円～274万円となっています。
お給料（月収）：約17万円
最大年収：600万円

飼育員は全国にある動物園や水族館などに勤めて動物や魚の飼育をするのが仕事ですが、飼育員の飼育員の年収は勤務先や大都市にある動物園や水族館と地方の動物園や水族館とでも異なります。
さらに民間企業が運営している動物園や水族館と、公営の動物園や水族館に勤務している飼育員とでは年収も異なります。
民間の動物園や水族館に勤務している飼育員の給与は都内の施設でも18万円〜20万円前後で、地方の動物園や水族館に勤務している飼育員の給与は15万円前後と決して恵まれているとは言えません。
ただ公営の動物園や水族館などに勤めている正規の飼育員は身分が公務員待遇なので、民間の動物園や水族館に勤務している飼育員よりも恵まれています。

飼育員の業種別年収

飼育員は様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

民間の水族館飼育員の年収：200万円～300万円
民間の動物園飼育員の年収：240万円～300万円
公営の動物園や水族館飼育員の年収：270万円～400万円
アルバイトの館飼育員の年収：140万円～200万円


民間の水族館飼育員の年収は民間の動物園で働く飼育員とほとんど変わらず、一般の企業で働くサラリーマンの平均年収420万円と比べるとかなり低いと言えます。
水族館には飼育員の他にもトレーナーや獣医など、さまざまな職種の人が働いていますが動物園と同様に年収は決して高いとは言えません。

ただ同じ水族館や動物園の飼育員でも公営の場合は正規職員の飼育員は身分が公務員待遇なので、年収も高い上に福利厚生なども充実していて収入も安定しています。
民間の水族館や動物園も公営の水族館や動物園でも経費削減のために、時給で働くアルバイトの飼育員を雇用していますが、時給800円前後で日給も8000円前後です。

飼育員の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が321.6万円となりました。
また飼育員で働き盛りの30代の年収はおよそ238.52万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

飼育員の30代・40代・50代の年代別年収

飼育員の年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約209万円～（推定）
40代で268万円～（推定）
50代で322万円～（推定）
30代～50代までの年収増加は約113万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

飼育員の都道府県別（東京大阪名古屋福岡等）平均年収

年収は地域により変動します。飼育員の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

比較してみると、一番年収が高い東京都の飼育員の年収が、およそ375万円。
一番低い沖縄県の年収が214万円 となり0万円の年収差ができています。

飼育員の推定生涯年収（生涯賃金）を詳しく解説！

上記の平均から算出してみたところ推定11,524万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は-6,321万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

飼育員で高年収（年収1000万円以上）を稼ぐには？

飼育員で年収1000万円以上を稼ぐ、高年収を目指すことは決して容易なことではありません。
民間の水族館や動物園の飼育員の年収は一般の企業で働くサラリーマンの年収と比べても高くなく、サラリーマンのように昇格や昇給などもほとんどないからです。

公営の水族館や動物園で働く正規職員の飼育員は身分が公務員待遇なので、年収も公務員待遇なので民間の水族館や動物園で働く飼育員と比べるとかなり恵まれています。
そのため年収1000万円以上を稼ぐには無理でも民間の水族館や動物園の飼育員から、公営の水族館や動物園に転職する飼育員もいます。

ただ公営の水族館や動物園の飼育員の採用は定期的に行われているわけではなく、飼育員の欠員が出た時のみ求人を行うところがほとんどです。
その場合には自治体ごと実施している、公務員採用試験を受験して合格する必要があります。

仕事内容

飼育員の仕事内容は水族館や動物園で魚類や海洋生物や、さまざまなの動物の飼育や管理を行うことです。
例えば水族館であれば魚類と海獣類とで飼育場所がそれぞれ分かれていて、魚類担当と海獣類担当と飼育員が決まっています。

動物園も同じでそれぞれの動物で担当する飼育員が決まっていて、動物たちに餌をやったり排泄物の世話などをします。
水族館の飼育員も常に水槽の巡回を行い、魚類や海獣類たちの産卵のチェックや健康状態を調べたりします。
水族館や動物園の飼育員の仕事は魚や動物の生命に関わる仕事なので、魚や動物が病気になった時や出産の時などは徹夜になることもあります。

飼育員のクチコミ年収

20代水族館の飼育員の年収本音

年収300万円
水族館なので冬場が寒いです。かなり過酷な仕事の一つかな。でも動物がかわいいのでそれでやっていける感じです。

30代動物園の飼育員

年収250万円
かなり肉体労働。そのため筋肉が自然とつきます。動物の仕事なのでスムーズに仕事がうまくいかないことでストレスをためることもありますが、動物好きなので生きがいでもあります。

執筆・監修者　平均年収.jp　編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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ペット・フラワー系の平均年収一覧

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