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隠れ優良企業の年収を解説!

隠れ優良企業について調べてみました。

隠れ優良企業の画像

隠れ優良企業とは?

隠れ優良企業とは、定義は色々ありますが、

・定着率が高く、離職率が低い
・年収が高い
・ライフワークバランスが充実、残業が少ない
・残業代が出る
・有給休暇の取得率が高い
・ビジョンが優れている。

が主な指標となるようです。

厚生労働省の発表によると大卒で就職後3年以内に仕事を辞めた、若者の割合が32.3%であることが分かりました。
これは2012年3月に高校や大学などを卒業し就職した若者の離職状況を調査したもので、高校を卒業して就職した若者の3年以内の離職率は前年より0.4ポイント高い40%でした。
どの企業が隠れ優良企業かを判断する一つの基準として、新卒者が3年後にどれだけ在籍しているかがあり、定着率が高い会社をホワイト企業と呼ぶこともあります。
どんなに初任給が高くて大手企業であっても、新卒者が3年以内に仕事を辞めるような会社であれば、何か問題があると考えられるのが普通です。

東洋経済の新入社員に優しい「ホワイト企業」トップ300を見てみると、3年在籍定着率100%の会社が116社あり、これらの会社は隠れ優良企業と判断しても良いかもしれません。

定着率が100%で入社者がもっとも多かったのはニコンの123人で、男性が104人で女性が全員が3年後に在籍していました。
ニコンでは新入社員の定着のためにさまざまな試みを実施しています。
・コアタイムが9:30~15:15のフレックスタイム制度
・介護休暇
・技能検定に合格した場合の報奨金
・eラーニングや通信教育など社員の能力開発を支援
・語学留学
・FA制度
・2年までの育児休業

などでした。

隠れ優良企業の定義は一概には言えず難しいですが、新入社員の定着率の他にも中小企業の中にも完全週休2日制で年間の休日が120日以上とか、ニッチでも世界的に高いシェアを誇っていたり、平均年収が600万円~650万円以上の会社も存在しています。
会社を選ぶ際には企業の規模や初任給だけでなく、隠れ優良企業かどうかを見極めることも大事です。

隠れ優良企業と年収【製造業編】

製造業の隠れ優良企業の一覧とその年収について調べてみました。

【食料品】
昭和産業:673万円
・協同飼料:573万円
・日本農業工業:632万円
・日本甜菜製糖 :665万円
ミヨシ油脂:644万円
・日本食品加工:745万円
・日本配合飼料:570万円
カンロ:567万円
・メルシャン:665万円
ブルドックソース:588万円
・和光堂:647万円

【繊維製品】
・日本バイリーン:646万円

【パルプ・紙】
・北越製紙:613万円
・三島製紙:591万円

【医薬品】
・大鵬薬品工業:880万円

【石油・石炭製品】
・松村石油研究所:738万円
東亜石油:733万円
富士石油:800万円

【ガラス・土石製品】
・オハラ:540万円
・日本山村硝子:580万円
東海カーボン:570万円

【非鉄金属】
・古河スカイ:683万円
・京セラミタ:668万円

【金属製品】
ノーリツ:687万円
SUMCO:596万円
・パイオラックス:606万円

【機械】
・サトー:772万円
巴工業:727万円
オイレス工業:763万円
オルガノ:615万円
・東京機械製作所:588万円
大豊工業:593万円
タクマ:757万円
マキタ:684万円
・共立:450万円
日本トムソン:612万円
・小松フォークリフト589万円
・山武:744万円
・トリニティ工業:529万円
・TCM:589万円
・日本金銭機械:669万円
・マックス:721万円
・クボタ:808万円
・アイダエンジニアリング:664万円
・小田原エンジニアリング:689万円
・蛇の目ミシン工業:600万円
・帝国ピストンリング:690万円
・井関農機:632万円

【電気機器】
・ミツミ電機:617万円
・大崎電気工業:638万円
・双葉電子工業:622万円
・京三製作所:664万円
・日本電子:723万円
・古野電気:588万円
・IDEC:621万円
・岩崎通信機:634万円
・浜松ホトニクス:643万円
・ナブテスコ:711万円
・小野測器:693万円
・アドバンテスト:730万円
・日本光電工業:870万円
・ヒロセ電機:777万円
・ホーチキ:716万円
・能美防災:689万円
・エスペック:694万円
・HIOKI:694万円
・電気興業:625万円
・リオン:717万円

【輸送用機器】
・三井造船:603万円
・リケン:647万円
・フタバ産業:593万円
・NOK:714万円
・カルソニックカンセイ:605万円
・トピー工業:605万円

【精密機器】
・松風:765万円
・トプコン:812万円
・共和電業:675万円
・エー・アンド・デイ:702万円

【その他製品】
・ローランド:672万円
・ディー.ジー:670万円
・アルファシステムズ:588万円

隠れ優良企業と年収【非製造業編】

【水産・農林】
・ニチロ:692万円

【鉱業】
・関東天然瓦斯開発:780万円

【建設】
・大豊建設:621万円
・奥村組:780万円
・東洋エンジニアリング:843万円
・千代田化工建設:953万円
・高砂熱学工業:780万円
・日本電技:722万円

【海運】
・飯野海運:947万円
・新和海運:754万円
・太平洋海運:855万円
・共栄タンカー:915万円
・川崎近海汽船:775万円
・第一中央汽船:679万円

【倉庫・運輸】
・伊勢湾海運:721万円
・東洋埠頭:697万円

【情報・通信】
・電通国際情報サービス:867万円
・日本デジタル研究所:646万円
・インテージ:755万円

【卸売】
・都築電気:848万円
・兼松エレクトロニクス:719万円
・三谷商事:762万円
・三信電気:627万円
・カナデン:762万円
・伯東:647万円
・三愛石油:714万円

【不動産】
・東京楽天地:737万円
・平和不動産:908万円
・有楽土地:713万円

【サービス】
・乃村工藝社:798万円
・丹青社:799万円
・東京テアトル:548万円
・オーエス:631万円
・電通テック:786万円
・東海カーボン:570万円
・ハリマ化成:688万円
・東京都競馬:646万円
・よみうりランド:718万円
・東京ドーム:601万円
・ホソカワミクロン:645万円

隠れ優良企業の年収ランキングトップ10

上記からランキングを見てみたところ隠れ優良企業の年収ランキングは、下記となりました。

1位:千代田化工建設:953万円
2位:万円飯野海運:947万円
3位:共栄タンカー:915万円
4位:平和不動産:908万円
5位:大鵬薬品工業:880万円
6位:日本光電工業:870万円
7位:電通国際情報サービス:867万円
8位:太平洋海運:855万円
9位:都築電気:848万円
10位:東洋エンジニアリング:843万円

隠れ優良企業の探し方

上記以外にも探せば隠れ優良企業は、まだまだありますが問題はどうやって探せばいいかです。

ただその前にまずはどういった会社に就職したいのか、その企業で何をしたいのかをしっかり自己分析することから始めましょう。

そうしないとどんな隠れた優良な企業でも就職した後に、3年以内で離職し第二新卒になる可能性を秘めています。
3年以内で離職し第二新卒になる若者が3割も存在する背景には、既卒になれば途端に就職が困難になる日本の特殊な新卒採用システムがあるからです。
自分が社会人となって何をやりたいかが決まれば、あとは企業研究と情報収集がポイントになってきます。
一つのポイントとしては離職者が多い企業は、どんなに初任給が高くてブラック企業の可能性があります。

それと募集人員が多い企業も大量に新卒を採用して、辞めていくのを前提にしている可能性があります。
次に興味がある業界の企業研究と情報収集の方法ですが、東洋経済から出版されている会社四季報には、その業界の企業の業績予想が詳しく書かれています。
興味がある企業をいくつかピックアップした後は、大学のOBやOGがいないかを調べてみましょう。
もし大学のOBやOGがその企業にいればOBやOGから生の情報収集を行って、その企業が隠れ優良企業かどうかを見極めます。

その時に社員を大事にしている企業かどうかも判断しないと、ただ事業の拡張しか考えていないような会社だと残業や休日出勤が多い可能性があります。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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