キャビンアテンダント(CA)年収を詳しく解説

キャビンアテンダント(CA)の平収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

キャビンアテンダントの画像

キャビンアテンダント(CA)の年収

平均年収:471万円でした。(賃金構造基本統計調査調べ)
平均給料:29万円~39万円

キャビンアテンダントの平均年収の範囲はおよそ420~560万円
最大年収:約650万円

キャビンアテンダント(CA)の業種別企業別年収

キャビンアテンダントは様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

【業種別年収】
国内大手航空会社:540万円
外資系航空会社:490万円
LCC(格安航空会社):430万円
コミューター航空会社:370万円


【企業別年収】
ANA(全日本空輸) 430万円
JAL(日本航空) 588万円
スカイマーク 364万円
スカイネットアジア 250万円

以前は女性の憧れの職業の一つだったキャビンアテンダントの年収は格安航空会社の台頭で競争が激化したこともあり、かつては年収679万円だったこともありましたが、厚生労働省が公表した平成27年度の賃金構造基本統計調査によると、キャビンアテンダントの年収は32.4歳で471万円でした。

さらに現在ではJALやANAなどの大手の航空会社でもキャビンアテンダントの採用は入社した後の3年間は契約社員で、JALは訓練期間中の時給は933円で1年目の時給が1133円で、ANAは訓練期間中の時給は1000円で1年目の時給が1235円です。

ただANAでは2014年から新卒を正規雇用しているなど雇用の改善が見られますが、外資系航空会社やLCC(格安航空会社)などのキャビンアテンダントの年収はさらに低い水準にあるようです。

キャビンアテンダントの歴史は1930年代に現在のユナイテッド航空が女性の客室乗務員を乗務させた事が、CAという職業の始まりといわれていますが、世界で最初にCAという形で採用したのは1912年、ドイツでの事でした。
日本では1931年に最初の客室乗務員を採用したとされています。
労働人口はおよそ3000人(国内のみ)で、平均勤続年数は10年といわれています。

キャビンアテンダント(CA)の男性女性別での平均年収

キャビンアテンダント(CA)の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 546万円 34万円
女性の平均年収 391万円 24万円

キャビンアテンダント(CA)の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が565.2万円となりました。
またキャビンアテンダント(CA)で働き盛りの30代の年収はおよそ419.19万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 268万円 17万円
25~29歳 284万円~334万円 21万円
30~34歳 267万円~367万円 23万円
35~39歳 315万円~419万円 26万円
40~44歳 350万円~471万円 29万円
45~49歳 406万円~528万円 33万円
50~54歳 455万円~565万円 35万円
55~59歳 450万円~560万円 35万円
60~65歳 282万円~560万円 24万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

キャビンアテンダント(CA)の30代・40代・50代の年代別年収

キャビンアテンダント(CA)の年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約367万円~(推定)
40代で471万円~(推定)
50代で565万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約198万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

キャビンアテンダント(CA)の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くキャビンアテンダント(CA)の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業のキャビンアテンダント(CA) 546万円
中企業のキャビンアテンダント(CA) 452万円
小企業のキャビンアテンダント(CA) 410万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

キャビンアテンダント(CA)の主任・係長・課長・部長の役職者年収

年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。

役職 平均年収
主任 404万円
係長 503万円
課長 665万円
部長 735万円

※平均年収jp独自に取得しているデータとキャビンアテンダント(CA)の平均年収と掛け合わせて算出しました。

キャビンアテンダント(CA)の推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!

上記の平均から算出してみたところ推定20,253万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は2,408万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

キャビンアテンダントの年代別の年収を解説

企業別で調べてみると、40代ではANAのキャビンアテンダントの年収が比較的高く、高年収のランキングにも入っていました。
JALの場合は30代の年収が680万円で40代以上になると年収1000万円以上の人も多いそうですが、20代では250万円が平均という口コミがありました。

キャビンアテンダント(CA)なるには?資格など必要?

キャビンアテンダントになる為にはTOEIC600以上の英語力が不可欠とされているようで、700点以上のネイティブレベルがあれば有利だといわれています。
その他に保安要員の資格「ファーストエイド」などもあるので、CAの専門学校に通ってこれらの勉強を効率的にこなすのも良いと思います。
また、最近では中国語の能力も重要視されるようになってきたので、中国語検定をもっていれば更に有利になってくるようです。
キャビンアテンダントになるにあたって身長が一定以上ないと資格がない、という口コミが多いのですが、航空会社がCAを採用するにあたって、そういった点で規定はないといわれています。
それぞれの航空会社の面接での質問内容について口コミをまとめてみました。 【JAL】
・体力はありますか?
・あなたのリラックス方法は?
・理想の女性像は?
【ANA】
・どのようなCAになりたいか?
・チームワークに必要なものは何だと思いますか?
【AIR DO】
・どのような形で会社に貢献できますか?
・小さい頃から継続している事はありますか?
以上の質問が特徴的だと思いましたが、それ以外にも「なぜCAを目指すのか?」「なぜ弊社を志望するのか?」といった一般的な質問もあり、質問内容を全て挙げると非常に多くなると思われます。
それぞれの会社の質問内容の特徴や傾向を確認しておくことがポイントだと思います。

キャビンアテンダント(CA)の年収の本音

キャビンアテンダント(CA)の口コミ年収を紹介します

20代の口コミ

年収320万円
時給制で賞与はないという半面、精勤手当が半年に一度支給されます。

30代の口コミ

年収390万円
人員削減のために、一定年齢を超えた社員は肩たたきをされている。
更にスケジュールも少なくされ、フライトもさせてもらえない状態になっている。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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