【男性女性】年収400万円の手取り税金生活レベルはすごい?普通?

年収400万円の手取り額や税金、平均貯金額や生活スタイルなど解説いたします。

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アイネ

年収400万円って結構年収が高いイメージがありますが日本の平均年収のレンジなんですね!
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「年収400万円はどのような生活?」「年収を上げる方法は?」「女性で年収400万円の割合は?」年収は、毎月の給料から社会保険や所得税、住民税などが引かれる前の年間総支給額を指します。
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年収400万円の場合は、趣味にお金を使ったり、交際費にお金をかけたりするくらいの余裕を持つことができます。しかし、将来や突然働けなくなった場合に備えて、計画的に貯金をしておくことが重要です。将来に必要な出費をある程度予測して、年収400万円では足りないと感じる場合は転職や副業、資格やスキルを身に付けることも視野に入れましょう。また男性と女性の年収400万円の相対的価値はどうなのか?すごいの?普通なの?そのあたりも徹底解説します!

年収400万円まとめ

手取り額 319万円~
割合 男性:17.8%
女性:10.8%
執筆監修者 しおりんな(ライターネーム)
FP2級、宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

2022年より京都府の不動産会社のシステム部門にて勤務開始。CRMやMAツールなどに携わりながら、社員の業務効率化を目指す。近時は、記事執筆のWeb上での活動も行っている。
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年収400万円の手取りの給料はいくら?

まずは年収400万円の手取りのお給料がいくらになるのか見てみましょう。月ごとのお給料は25万円前後で、ボーナスが年に4か月分支給されるならば、年収400万円となります。この場合、年収の手取り金額はおよそ319万円~です。
年収400万円台の手取りについて、10万円刻みで早見表を作成しましたのでご参考にしてください。

年収400万円~490万円の手取り早見表

年収 手取り
400万円 319万円
410万円 327万円
420万円 335万円
430万円 342万円
440万円 350万円
450万円 358万円
460万円 365万円
470万円 372万円
480万円 380万円
490万円 387万円

年収400万円の税金・社会保険料はいくら?

額面が年収400万円であっても、所得税・住民税といった税金や、健康保険料・厚生年金支払い額といった社会保険料がひかれるため、手取りの金額が少なくなります。一例として、年収400万円の税金・社会保険料の負担額を見てみましょう。 所得税:13.8万円
住民税:24.1万円

健康保険料:20万5,382円
厚生年金支払い額:35万9,962円
合計すると、年収400万円の税金・保険料はおよそ98.8万円の負担です。負担割合を合計すると、約24%です。手取り金額が300万円を超えるかどうかとなってしまいますね。
年収400万円台の税金負担額について、10万円刻みで早見表を作成しましたのでご参考にしてください。

年収400万円~490万円の税金(所得税・住民税)早見表

年収 所得税 住民税
400万円 13.8万円 24.1万円
410万円 13.9万円 24.4万円
420万円 14.7万円 25.2万円
430万円 15.5万円 26.0万円
440万円 16.3万円 26.8万円
450万円 17.1万円 27.6万円
460万円 17.9万円 28.4万円
470万円 18.7万円 29.2万円
480万円 19.5万円 30.0万円
490万円 20.3万円 30.8万円

女性の年収400万がすごいといわれているのはなぜ?

 

「民間給与実態統計調査」によると、女性で年収が400万円以上を超えているのは、23%となっています。
女性の年収400万円がすごいと言われている2つの理由についてご紹介します。
・女性の年収割合
・勤続年数

女性の年収割合

年収400万円の女性割合は全体の10.8%です。
逆に、最も多いのは200万円から300万円の44.7%です。要因としては、契約社員やパートの方が多いことがあげられます
そのため女性で年収400万円の収入を得ることは、すごいことだといえるでしょう。

女性の年収は何歳から増えるのでしょうか?
『令和4年賃金構造基本統計調査の概況』による、女性の年齢別年収中央値を紹介します。

・~19歳:約213万円
・20~24歳:約259万円
・25~29歳:約288万円
・30~34歳:約304万円
・35~39歳:約321万円
・40~44歳:約330万円
・45~49歳:約333万円
・50~54歳:約334万円
・55~59歳:約336万円
・60~64歳:約284万円
・65~69歳:約259万円
・70歳~:約260万円

年齢が上がるにつれて年収は右肩上がりになる傾向にあり、特に30代から40代で大きく増えます。

勤続年数

「民間給与実態統計調査」をもとに、女性の勤続年数別の年収中央値を紹介します。

・1~4年:254万円
・5~9年:277万円
・10~14年:314万円
・15~19年:347万円
・20~24年:384万円
・25~29年:441万円
・30~34年:453万円
・35年~:355万円
勤続年数が上がるにつれて年収が上がっており、勤続年数が25年以上になると年収中央値が400万円を超えています。
長く働くことで、役職に就くことができ昇給や昇格が期待できます。

男性の年収400万円は普通?

「民間給与実態統計調査」によると、男性で年収が400万円以上を超えているのは、61%となっています。23%である女性とは対照的な割合です。

男性の年収割合について紹介します。
年収400万円の男性の割合は全体の17.8%と最も割合が高いです。その次に多いのが、300万円台の17.3%、その次が500万円台の13.5%です。
年収が300〜600万円の男性が多い傾向となっています。

そのため、男性で400万円を超えるのは平均的となります。

年収400万円の月の生活レベル

年収400万円の場合の、1人暮らしの生活費の目安をご紹介します。

家賃:6.5万円

家賃の理想額は、手取りの20〜25%といわれています。そのため、年収400万円の場合は6.5万円が目安になります。
エリアにもよりますが、6.5万円であればある程度理想とする家に住むことができます。

食費:3万円

食費の理想額は、手取りの10〜15%といわれています。そのため、食費は3万円が理想です。
自炊と外食どちらも楽しむことができる余裕があります。

光熱費と通信費:2万円

電気やガス、水道やインターネットの通信費は、手取りの8%が理想なので2万円ほどを目指しましょう。
最近では格安SIMなどで通信費を比較的安く抑えることができます。抑えられる部分は節約することで、貯金や娯楽などに使うことができます。

交際費:4万円

独身の1人暮らしの場合は、交際費の支出が多くなる可能性があります。人付き合いを重要視する場合は、交際費の割合を多く設定しておくことも検討しましょう。

雑費:3万円

突然、お金が必要になる場合に備えて、ある程度余裕をもって準備しておくようにしましょう。

貯金:7.5万円

年収400万円であれば、十分な貯金を行うことができます。将来に向けての貯金や突然働けなくなった場合などに備えて計画的に貯金をしておくようにしましょう。

年収400万円から抜け出すための年収アップ方法3選

年収400万円から、より高い年収を目指すための3つの方法についてご紹介します。
・転職
・副業
・資格やスキルの取得

転職

年収400万円から、より高い年収を目指す1つ目の方法は、転職をすることです。転職を行う場合は、まず自分に合った業種の情報収集をしましょう。
これまでの仕事の経験や、今後どのような働き方をしたいかによって、選択肢はざまざまです。
大手企業の場合は人気が高く、福利厚生や手当が手厚いので、年収が多くなる可能性も高いです。気になる職種や会社を見つけたら募集をしていないか、こまめなチェックを行いましょう。

副業

2つ目の方法は、今の仕事をしながら副業をはじめることです。
副業は、完全在宅で行えるものが多いので、休みの日や仕事終わりの数時間で収入を得ることができます。
内容もさまざまで専門知識が必要なシステム開発やデザインなどもあれば、特別な知識やスキルがなくてもできる事務作業などもあるので、簡単に始めることができます。

副業では、稼ぎたい分だけ稼ぐことができるので、目指している年収に合わせてスキルや副業時間を決めると良いでしょう。

資格やスキル習得

3つ目の方法は、資格やスキルを取得することです。
資格の中では、持っているだけで就職活動が有利になったり、キャリアアップや資格手当が期待できる資格手当があります。
資格手当がもらえる資格は業種によっても異なるので、会社に確認してみましょう。

優遇されやすい資格を5つ紹介します。

・TOEIC
・ITパスポート
・日商簿記
・ファイナンシャルプランナー
・宅地建物取引士

年収を上げたい場合は、資格の取得にチャレンジしてみてください。

年収UPするためにはどうしたらいい?

実際にどうしたら年収が上がるのか、どうしたらキャリアを積めるのかと悩んでしまうこともあるでしょう。 最近は年収UPのためにキャリアトレーニングを行う人も増えています。
ここでは、年収アップするためのキャリアトレーニングを無料でカウンセリングを行っているサービスを紹介します。ぜひご活用ください。

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年収400万円の貯金額は多い?

ライフスタイルによりさまざまではありますが、年収400万円の人の毎月の貯金額はいくらでしょうか。
就職情報サイト「マイナビ」が2015年4月に年収400万円台の社会人69人を対象に行ったアンケート調査によると、14.5%の方が月に2〜3万円、10.1%の方が月に10万円以上を貯金しているそうです。
貯金の目的は住宅購入や結婚資金の準備、将来への蓄えなどなど。将来を見据えている貯金のようです。貯金の目的や目標金額を決めれば貯金のモチベーションは高まりますよね。

年収400万円の平均貯金額を知りたい場合は詳しくは下記となっています。
参考:年収400万円の平均貯金額と貯金1000万円を貯める方法を解説!

年収400万円だと住宅ローンで借りられる金額はいくら?

年収400万円の人であれば住宅ローンはいくらくらい組めるのでしょうか?住宅ローンの借入可能額は、「年収の約7倍」が上限とされています。つまり年収400万円であれば、2800万円まで住宅ローンが組めるという計算です。

とはいえ、無理なく住宅ローンを返済したいならば、借入額は年収の5倍までに抑えるべきだと言われています。年収400万円の人であれば2000万円までですね。

なお、住宅ローンは金利の違いなどによって借入額が変わります。詳しくは下記を参照ください。
年収400万円の住宅ローンを年齢別・種類別(フラット35、変動金利制)で解説!

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ミナミ

年収400万円の生活の現状と年収を上げる方法を紹介しました。
年収400万円は、ある程度余裕のある生活をすることができますが、将来に向けて計画的に貯金をしていくようにしましょう。
しかし、より安定した余裕のある生活を目指したい場合は、転職や副業、資格やスキルの取得を目指すことをおすすめします。
将来の理想の自分と今の自分を比較し、収入源を増やしたり、より高収入を目指せる職業にチャレンジしたりなど、人生の選択肢が増えるきっかけになっていると幸いです。

年収別基礎知識

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