男女で年収200万円はやばいの?200万円から抜け出すための年収アップ方法3選

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アイミ

「年収200万円はどのような生活?」「年収を上げる方法は?」 「年収200万円の月の手取りは?」このような疑問をお持ちではないでしょうか?年収は、毎月の給料から社会保険や所得税、住民税などが引かれる前の年間総支給額を指します。
つまり、手取りは200万円より少ないということです。
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ヨシコ

年収200万円の場合は、贅沢をしなければ暮らしていくことは可能です。家賃や食費もできるだけ抑えて、節約する必要があります。
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ミナミ

この記事では、以下について紹介します。
・年収200万円の仕事
・年収200万円の生活の実態
・年収200万円を上げる方法3選

理想の生活を叶えるために、自分に合った年収を上げる方法を見つけましょう。
執筆監修者 しおりんな(ライターネーム)
FP2級、宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

2022年より京都府の不動産会社のシステム部門にて勤務開始。CRMやMAツールなどに携わりながら、社員の業務効率化を目指す。近時は、記事執筆のWeb上での活動も行っている。
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男女ともに年収200万円はやばいといわれているのはなぜ?

 

年収200万円といっても、実際の手取りはそれよりも少なくなります。そのため、少ない手取りで生活するのは不可能で「やばい」といわれているかもしれません。
ただ20代前半では誰しもが年収200万円代です。やばいと言われているのは40代50代で年収200万円だとやばいと言われているようです。
それでは実際、年収200万円の手取り額はいくらくらいなのでしょうか?
年収200万円の月収手取りを算出する場合、賞与の有無も考慮する必要があります。

以下について、ご紹介します。
・賞与が給与が支給される場合
・賞与が支給されない場合

賞与が支給される場合

年収200万円で給与の2ヵ月分を賞与を受け取る場合、賞与額は約68万円になります。
この金額から、税金を引かれると賞与の手取りは約56万円程になります。そのため、月収が約11万円で、手取りが約9万円になります。

また、給与の1ヵ月月分を賞与として受け取る場合の賞与額は約34万円です。そして、手取り額は約27万円になります。月収は約13万円で、手取りが約11万円です。

しかし、年収200万円の場合で、賞与を支給されることはあまりないようです。

賞与が支給されない場合

賞与がない場合の年収200万円を月収換算すると、社会保険料や税金等を引く前で約17万円になります。そして、月の手取りの場合は、約13万円ほどになります。

賞与の有無でも、最大4万円の手取り額の差がありますが、なにより税金や社会保険料で引かれる額が多く感じます。
国民の義務なので、支払いを避けることはできませんがギリギリの生活をしている人にとっては、苦しい支払いになります。

年収200万円だと所得税はいくら?

年収195万円以下だと所得税の税率は5%ですが、195万円を超える場合と税率が10%に上がります。年収が200万だと年間の所得税額は102,500円です。
ちなみに、年収195万円だと所得税は97500円。税率が5%上がるものの、所得税の控除金額も合わせて増加するため、負担が大幅に増える心配はしなくてよいです。

年収200万円だと住民税はいくら?

住民税とは道府県民税と市町村民税を合わた税金です。地方税法に基づき市町村が一括して徴収します。市町村民税が6%、道府県民税が4%です。全国一律で収入の10%を住民税としておさめる必要があります。なお、住民税の金額は前年度の年収に応じて決定します。
年収200万円の場合は所得税等を考慮し、8.9万円を納めることとなります。
税金については下記参照ください。
年収手取り(200万円~1億3000万円)を簡単に発見できる年収手取り早見表

年収200万の仕事はどんなものがある?

年収200万年は高卒社会人1年目の平均年収です。また、時給1,000円のアルバイトを週5日で8時間働くと、同じように年収200万円程になります。
仕事内容は、特に特別な資格や技術、知識を必要としていない誰でも働けるものが多いです。

年収200万円の仕事は残業なしの場合が多いので、資格の勉強やプライベートを最重要視する方にとっては時間を自由に使うことができます。
将来の夢に向かって頑張る人にとっては働きやすいかもしれません。

年収200万円の仕事例は以下です。
・清掃員
・新聞配達員
・警備員
・製造作業員
・飲食店員
・アパレル販売員
・コールスタック
・データ入力
・保育士
・セラピスト

どれも、スキルアップをしていくことで年収は上がっていく可能性があります。
しかし、より高い年収を得たい方にとっては、別の仕事をする方が早く年収を上げられるかもしれません。

年収200万円から何がどれくらい引かれる?

給料から支払わなければならない費用は扶養する家族の有無や人数、年齢、エリアによって多少の変動があります。
年収200万円で扶養人数が0人、40歳未満の東京に住んでいる場合の支払う項目と各金額を紹介します。

・健康保険料:10万円
・厚生年金保険料:18万円
・雇用保険料:6,000円
・所得税:3万円
・住民税:6万円

年間で40万円ほどの支払いが発生しています。扶養人数が増えると、社会保険料が増えるなどさらに負担は増えてしまいます。
しかし、共働きなどになると収入も増えるので結果的には、楽になる可能性もあります。

年収200万円の月の生活費サンプル

年収200万円の場合の、1人暮らしの生活費の目安をご紹介します。

家賃:3万円

家賃の理想額は、手取りの20〜25%といわれています。そのため、年収200万円の場合は3万円ほどに抑えたいところです。
都心部で3万円の物件を見つけることは難しいので、都心から離れた場所を探す必要があります。

食費:2万円

食費の理想額は、手取りの10〜15%といわれています。そのため、食費は2万円以内に抑えるようにしましょう。
できるだけ自炊を行い、外食を控えるようにする必要があります。しかし、節約のために栄養の偏りや食事の量を減らすと、病気になってしまい療養費がかかってしまうこともあります。 バランスの良い食事を心がけましょう。

光熱費と通信費:1万円

電気やガス、水道やインターネットの通信費は、手取りの8%が理想となります。そのため、1万円ほどに抑えるようにしましょう。
最近では格安SIMなどで通信費を比較的安く抑えることができます。節約を心がけ、無駄なプランがついていないかも必ず注意しましょう。

日用品費:1万円

日用品や洋服、美容なども合わせて1万円に抑える必要があります。工夫できる点としては、フリマアプリの活用です。
できるだけ安く手に入れるようにし、美容院などに通う頻度も抑えられると良いですね。

娯楽費:2万円

生活費を極力抑えることで、2万円ほど自由に使えるお金ができます。しかし、病気になった際の医療費などが突然必要になる可能性もあります。
自由に使えるからといって、無駄遣いをしてしまうと本当に必要な時に困ってしまうかもしれません。
娯楽費も計画的に使うようにしましょう。

年収200万円を超えるには?

年収200万円を超えるためには、まずは昇進することを目指しましょう。昇進することで、昇給することがおおいです。
しかし、スキルや資格を取得することで昇進が叶うことがあるので、仕事以外でも努力が必要になるかもしれません。

年収300万円以上の職業や仕事はどんなのがあるの?

年収300万円の職業を紹介します。

・歯科衛生士
・調理師
・ウェディングプランナー
・一般事務

様々な職種が年収300万円の職業に該当しています。成果を上げたり、出世することで300万円を超える収入を得ることも可能な職種です。

200万円から抜け出すための年収アップ方法3選

年収200万円から抜け出す3つの方法についてご紹介します。
・転職
・副業
・資格やスキルの取得

転職

年収200万円から抜け出す1つ目の方法は、転職をすることです。転職を行う場合は、まず自分に合った業種の情報収集をしましょう。
これまでの仕事の経験や、今後どのような働き方をしたいかによって、選択肢はざまざまです。
気になる職種を見つけたら募集をしていないか、こまめなチェックを行いましょう。
また将来のプランを立てるために今のうちに学校にいって将来の設計を立てるのもいいでしょう。特に年収が高いといわれているのがエンジニアです。

副業

2つ目の方法は、今の仕事をしながら副業をはじめることです。
完全在宅で行えるものが多いので、休みの日や仕事終わりの数時間で収入を得ることができます。
内容もさまざまで専門知識が必要なシステム開発やデザインなどもあれば、特別な知識やスキルがなくてもできる事務作業などもあるので、簡単に始めることができます。
スキルや副業に当てる時間によって、収入に大きな差が生じます。しかし、少しでも収入が増えることで、生活を安定させることができます。

資格やスキル習得

3つ目の方法は、資格やスキルを取得することです。
資格の中では、持っているだけで就職活動が有利になったりキャリアアップを目指せるもの、資格手当があります。

優遇されやすい資格を5つ紹介します。

・TOEIC
・ITパスポート
・日商簿記
・ウェブデザイン
・宅地建物取引士

年収を上げたい場合は、資格の取得にチャレンジしてみてください。

年収が200万円の場合は、結婚生活は厳しい?

世帯年収が200万の場合、毎月お財布に入るお金は約14万円です。ここで月14万円のやりくりの例を見てみましょう。 家賃5万円
食費3万円
光熱費2万円
貯金2万円
このようにやりくりをすれば、残りの2万円はお小遣いとして自由に使うことができます。夫婦二人の生活なら借金することなく送れるでしょうが、子育てが始まるとなると教育費のやりくりが厳しくなる可能性が高いです。新婚時代にお小遣いを使いすぎずにしっかり貯金をすることが肝要です。
なお、共働きで夫婦ともに200万円稼いでいれば生活にゆとりがでます。特別な事情のない限り、扶養に入るのではなく共働きをおすすめします。

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ミナミ

年収200万円の生活の現象と年収を上げる方法を紹介しました。
年収200万円は、プライベートや夢を重視する人にとっては自由な時間を確保できるので良い選択かも知れません。
しかし、より安定した生活を目指したい場合は、転職や副業、資格やスキルの取得を目指すことをおすすめします。
今の自分の現状と理想を比較し、満足できていないのであれば新たな挑戦をしてみましょう。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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