+ この記事にはPRが含まれています 複数の企業と協力し、情報を提供しています。当サイトを通じて商品への申し込みがある場合、各企業から報酬を受け取ることがありますが、当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無は影響を与えません。 また、当サイトで得た収益は、サイトの訪問者に価値のあるコンテンツを提供するために使われ、情報の品質向上やランキングの精度向上などに還元されています。

歌舞伎役者の年収を詳しく解説!

歌舞伎役者の年収に興味がある方のための基礎知識

歌舞伎役者の画像

歌舞伎役者の年収

歌舞伎役者の年収の平均は、1132万円でした。
平均年収推移は980万円~1320万円となっています。
お給料(月収):約95万円
最大年収:1億円以上

松竹が経営する歌舞伎座や南座などで歌舞伎の公演に出演する歌舞伎役者は、日本俳優協会に所属していてその人数は約300人前後です。
平成27年に人間国宝に認定された十五代目片岡仁左衛門さんクラスの歌舞伎役者になると、1日の舞台の出演料も50万円前後と高額ですがトップクラスの歌舞伎役者の公演の出演料は500万円から700万円が相場だと言われています。
1回の歌舞伎公演はおよそ1ヶ月ほど行われるので1日の舞台の出演料も17~23万円ほどになります。
歌舞伎役者の収入は主に松竹と専属契約をしていて松竹からの給与と、トップクラスの歌舞伎役者になるとテレビや映画に出演したりなかには、テレビのコマーシャルなどで1億円以上の年収がある歌舞伎役者もいます。
ただ300人ほどいる歌舞伎役者なかで年収が5000万円から、1億円ほどある歌舞伎役者は約30人ほどです。
他の歌舞伎役者の平均年収は月収40万円×12か月=480万円なので、トップクラスの歌舞伎役者の平均年収を7000万円と仮定すると、30人×7000万円=21億円+480万円×270人=12億9600万円=33億9600万円÷300人=1132万円が歌舞伎役者の平均年収になります。

歌舞伎役者の階級別年収

歌舞伎役者の階級別年収を調べてみました。

人間国宝クラスの歌舞伎役者:3000万円~8000万円
トップクラスの歌舞伎役者:5000万円~1億円以上
普通クラスの歌舞伎役者:450万円~1000万円以下
歌舞伎役者の部屋子:小遣い銭程度

人間国宝に認定された十五代目片岡仁左衛門さんクラスの歌舞伎役者だと1日の舞台の出演料も50万円前後ですが、1ヶ月の歌舞伎公演に通して出演するのではなく特別出演という扱いになるようです。
それでもテレビやイベントの出演料なども破格で1回のテレビ出演料は100万円以上で、人間国宝クラスの歌舞伎役者の年収は最低でも3000万円~8000万円だと言われています。

また人間国宝ではなくても何かとマスコットに登場する市川海老蔵さんは、今は一般に公開されていませんが高額納税者で納税金額が4970万円でした。
2004年度の高額納税者で納税金額から推定年収1億4100万円で、現在であれば市川海老蔵さんの年収は2億円を超しているとも言われています。

ただ市川海老蔵さんや松本幸四郎さんや片岡愛之助さんクラスの歌舞伎役者は、約300人ほどいると言われている歌舞伎役者の中でも1割程度しかいません。
他の多くの歌舞伎役者は歌舞伎座や南座などを経営する松竹から、月に40万円ほどの給与が支払われているようです。

部屋子とは子役の時に歌舞伎役者から「部屋子にならない?」と声が掛かり、歌舞伎役者としての心構えや姿勢や舞台での芸などを学ぶいわば将来の歌舞伎役者候補生のことです。
部屋子には給与などは支払われませんが部屋子になると師匠と同じ楽屋で過ごし、歌舞伎役者としての大切なことを身近で学ぶことができ歌舞伎役者の家に生まれなかった子供にとっては歌舞伎役者になる近道とも言えます。

執筆・監修者 
平均年収.jp 編集チーム

外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
執筆者・監修者一覧

歌舞伎役者の推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!

上記の平均から算出してみたところ推定21,569万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が18,380万円なので、平均生涯賃金からの増減は3,285万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

歌舞伎役者の仕事内容

歌舞伎役者の仕事内容は日本の伝統芸能である歌舞伎を歌舞伎座や南座などの舞台で演じることで、歌舞伎の公演は1回に25日間ありこのあいだは休演日などはありません。
歌舞伎座や南座などで行われる歌舞伎の公演は1日に午前中から午後までと夕方から夜の2部の公演があり、朝の10時か1時から15時までと夕方16時半から21時までで3つから4つの演目が公演されます。
歌舞伎役者のお休は公演がない時ですが市川海老蔵さんや松本幸四郎さんや片岡愛之助さんのような売れっ子の歌舞伎役者になると、その期間にテレビや映画の撮影などがあるので実際には1年のうちに連続して休める日はほとんどないと言われています。
また歌舞伎役者の仕事は舞台で歌舞伎を演じるだけでなく、日々の稽古も歌舞伎役者の大切な仕事の一つです。
数多くある歌舞伎で演じられる演目のうち実際に舞台で演じられる演目は約100種類ほどで、その公演が終わると次の日からは新たな公演に向けた稽古が始まります。

歌舞伎役者で高年収(年収1000万円以上)を稼ぐには?

歌舞伎役者で年収1000万円以上を稼ぐ高年収を目指すのであれば2012年に人間国宝に認定され、2014年に紫綬褒章も受賞した坂東玉三郎さんのように千両役者と呼ばれるトップクラスの歌舞伎役者になることです。
江戸時代の1両は現代の貨幣価値に換算すると約10万円だと言われているので、江戸時代の千両役者は年収1億円の歌舞伎役者になります。
坂東玉三郎さんの1回の公演の報酬は800万円から1000万円と言われていて坂東玉三郎さんやさんや松本幸四郎さんや、片岡愛之助さんのような人気がある歌舞伎役者になると歌舞伎の舞台で演じるだけでなく映画やテレビの出演依頼もあります。

歌舞伎役者になるには?【資格難易度・倍率・合格率】

歌舞伎役者になるには以前は歌舞伎役者の実子か兄弟や弟子が名跡を継ぐ世襲制がほとんどでしたが、国立劇場の全日制の伝統芸能伝承者養成所で2年間日本舞踊や三味線や礼法や立ち廻りや発声などを学ぶことで歌舞伎役者になる道が開かれました。
国立劇場の伝統芸能伝承者養成所には中学を卒業している23歳までの男性のみで、公募は1月から3月に2年に1回だけ行われますが募集人員は若干名としか記載されていません。
伝統芸能伝承者養成所の試験は4月の上旬に行われ、試験実技と面接と健康診断がありその後に6カ月間の研修がありその期間中に適性があると判断された者だけが合格となります。
合格するとさらに研修がありその後に日本俳優協会に入会し、舞台出演の機会が与えられますが最初は台詞もない端役からのスタートです。
ベテランの歌舞伎役者から見込みがあると思われると、部屋子と呼ばれる将来の歌舞伎役者候補生になります。
部屋子から名題と呼ばれると立場になると大きな役がもらえることもありますが、部屋子から名題になれるのは約2割か3割程度で、仮に名題になっても大した役しかもらえないのが現状です。

エンターテイメント、クリエイティブ系職種の年収

▲このページのトップへ戻る