グラフィックデザイナーの年収を詳しく解説!

グラフィックデザイナーの年収に興味がある方のための基礎知識

グラフィックデザイナーの画像

グラフィックデザイナーの年収は280万円(推定)~790万円(推定)でした。(口コミ調べ)

平均年収:430万円でした。(口コミ調べ)
平均給料:26万円~35万円


【グラフィックデザイナーの仕事内容】
雑誌や新聞の広告、チラシやパンフレット、CDのジャケットなど、紙媒体のデザインを行うのが仕事です。
例えば、写真はカメラマンが撮影し、イラストはイラストレーターが描き、文字はコピーライターが書いたものを、紙面でどのように配置するか、配色はどうするか、それぞれの大きさはどうするかなどを考えて、全体のデザインを作っていきます。
美的なセンスとともに、お客さんから情報を引き出すための高いコミュニケーション力が求められます。

グラフィックデザイナーの業種年収

グラフィックデザイナーは様々な国でも活躍します。そこでいくつかの国でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

広告制作会社:440万円~
大手広告代理店:550万円~
企業の広告宣伝部:460万円~
フリーランス:400万円~
独立:400万円~


グラフィックデザイナーの活躍の場はさまざまですが主に広告制作会社や広告代理店や、企業の広告宣伝部に勤務したりフリーランスのグラフィックデザイナーが考えられます。
グラフィックデザイナーという職業は専門職ですがグラフィックデザイナーの年収は、勤務する企業の平均年収と大差がありません。
そのため大手の広告制作会社や広告代理店に勤めるグラフィックデザイナーと、中小企業に勤めるグラフィックデザイナーとでは年収にも差があります。
ただグラフィックデザイナーという職業は転職しても比較的かんたんに仕事が見つかりやすい仕事で、会社で経験を積んだ後にフリーランスになるという選択肢もあります。

グラフィックデザイナーの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が660万円となりました。
またグラフィックデザイナーで働き盛りの30代の年収はおよそ489.5万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 314万円 20万円
25~29歳 341万円~391万円 24万円
30~34歳 329万円~429万円 27万円
35~39歳 386万円~490万円 31万円
40~44歳 429万円~550万円 34万円
45~49歳 494万円~616万円 39万円
50~54歳 550万円~660万円 41万円
55~59歳 545万円~655万円 41万円
60~65歳 346万円~655万円 28万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

グラフィックデザイナーの大卒・短大卒・高卒の年収予測

厚労省が出している賃金統計の学歴差年収を基準として、平均年収や業種の規模間などから一番年収差がつく50歳の時の年収で、大卒 高卒までの年収を予測してみました。※予測値となるため実際のデータとは違う可能性があります。

最終学歴 年収(50~54歳)
大卒 825万円
短大卒 620万円
高卒 528万円

※厚労省が算出した賃金統計調査から平均的な賃金比率を税理士が割り出し、それを元に計算した予測結果となっております。

グラフィックデザイナーの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。グラフィックデザイナーの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 495万円
青森 440万円
岩手 495万円
宮城 550万円
秋田 440万円
山形 495万円
福島 495万円
茨城 550万円
栃木 550万円
群馬 550万円
埼玉 495万円
千葉 550万円
東京 770万円
神奈川 605万円
新潟 495万円
富山 495万円
石川 550万円
福井 550万円
山梨 495万円
長野 550万円
岐阜 495万円
静岡 550万円
愛知 605万円
三重 550万円
滋賀 550万円
京都 550万円
大阪 660万円
兵庫 550万円
奈良 550万円
和歌山 495万円
鳥取 495万円
島根 495万円
岡山 550万円
広島 550万円
山口 550万円
徳島 550万円
香川 495万円
愛媛 495万円
高知 495万円
福岡 550万円
佐賀 440万円
長崎 495万円
熊本 495万円
大分 495万円
宮崎 440万円
鹿児島 495万円
沖縄 440万円

比較してみると、一番年収が高い東京都のグラフィックデザイナーの年収が、およそ770万円。
一番低い沖縄県の年収が440万円 となり0万円の年収差ができています。

グラフィックデザイナーの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くグラフィックデザイナーの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業のグラフィックデザイナー 638万円
中企業のグラフィックデザイナー 528万円
小企業のグラフィックデザイナー 479万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

グラフィックデザイナーの推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!

上記の平均から算出してみたところ推定23,650万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は5,805万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

グラフィックデザイナーの年収は独立フリーだとどのくらいなの?

人気なフリーデザイナーの場合:どこかの会社で働く場合、最初のうちの年収は300万円以下のことも多いですが、数年間は下積みをして技術を磨き、人脈を作っておきます。
一通りのことを自分で何でもこなせる技術と覚悟ができたら、独立してフリーのグラフィックデザイナーになるチャンスです。
年収は仕事の量によって変動が激しいですが、独立前の人脈から仕事がコンスタントに入れば、フリーの初年度から年収700万から800万稼ぐ人もいます。
また、デザインだけでなく、ディレクションやイラストレーター、コピーライターを兼ねて働いている場合は、年収数千万の人もいます。

年収1000万円のグラフィックデザイナーになるには?

最初からフリーとしてやっていくのは難しいので、広告代理店やデザイン事務所、出版社などで仕事の流れをつかみつつ、技術を磨いていきます。
お客さんとのやりとりの中で情報を収集する力も必要なので、コミュニケーション力もアップさせましょう。
さらに、人脈を広げていくことで、将来の仕事につながることもあります。
大手の広告代理店などに転職したり、ディレクションやイラストレーター、コピーライターなどの仕事もこなしたり、独立してフリーになったりすることで、年収1000万円から数千万円も夢ではありません
Webデザイン技術を身につけると、さらに仕事の幅が広がります。
会社勤めでもフリーでも、仕事が長時間、不規則で体力勝負の面がありますから、体調管理ができることも必要です。
まずは、会社勤めかフリーになるか、自分の進みたい道を決め、どのように年収1000万を目指していくのか考えてみましょう。

グラフィックデザイナーの求人や募集はどこで探せばいい?

グラフィックデザイナーの求人募集は、デザイン事務所や広告代理店、出版社からのものが多いですが、ファッションや美容関連の企業では自社専属のグラフィックデザイナーを募集することもあります。
また、口コミでの仕事の情報も多いようなので、同業界の人に声をかけてみるのもいいでしょう。

グラフィックデザイナーの口コミ年収

グラフィックデザイナーの年収の口コミを取り上げています。

20代 業種:デザイン事務所勤務 年収280万円

自分の好きなことでお金がもらえるところや、自分の作ったものを人に見てもらえるのはうれしいが、徹夜や休日出勤は当たり前の上に給料が安いのが難点。
違う業界に転職するか、フリーになるかを考えてしまう。

40代 業種:フリーのグラフィックデザイナー 年収650万円

フリーランスなので、時間は自由で自分の気に入らない仕事は受けないこともできる。
実際は、昼も夜もなく働かないといけないことも多く、全てを自分で管理しないといけないので大変。でも、デザインが好きだからやっていける。

エンターテイメント、クリエイティブ系職種の年収

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